昨日のマンションの打ち合わせが終わり、気分さっぱりしたところでテレビを点けたところ、NHKのBSで雷の番組を放送していた。オーストラリアの落雷の多発地帯でハイスピードカメラを使って落雷の様子を撮影したもので、激しく面白かった。夏になると今住んでいるマンションから埼玉方面で発生する落雷が良く見えるので、おもしろがって眺めていたが、ハイスピードカメラで落雷を撮影すると、肉眼では一瞬の稲光にしか見えない落雷が実はステップトリーダー、ストリーム、ダートリーダ、ストリームなどの幾つかのステップで発生してことが明白に解る。また、正極落雷と負極落雷の違いなども解説してくれたので、私のような素人にも雷のシステムがおぼろげながら理解できた。なにより雷が美しい。高校生の頃、真冬の夜に「801LIVE」というLP(ブライアン・イーノやフィル・マンザネラ等が参加)を聞いていたら突然落雷があり、部屋のなかが一瞬紫色になったことがある。801LIVEのLPジャケットは紫色であったため、その瞬間、自分がジャケットの中に取り込まれたような感覚を覚え、非常にハイになってしまった記憶がある。そんな事を思い出したりして、目下、雷がマイブームとなってしまった。