2022年2月28日月曜日

鎌倉殿と猪野学

  私はテレビに関しては、サッカー、ニュース、たまに音楽モノとブラタモリを観るという感じで、ドラマとかバラエティとかは殆ど観ません。「チャリダー」も観ているとツラくなってくるのでゴメンなさいしちゃう事が多いです。とはいうものの過去において、「ゲゲゲの女房」「新撰組」、「麒麟が来る」とかはちゃんと全部観てます。なんだかNHKの連続ドラマばかりですな。

 で、なんと我らが猪野学が今年のNHK大河ドラマに出演するというので、「鎌倉殿と13人」を観る事にしました。前述のように私はテレビを日常的に観ないので出演する芸能人のこととかが殆どわかりません。私が一番よく知っている芸能人といえば猪野学なので、私にとっては主演の小栗旬より猪野学のほうが重要ということになります。そんな猪野学が先々週の回にようやっと出番が回ってきました。小田原で敗れた源頼朝を迎え入れる安房の豪族の役だったようで、多分、「よくぞいらしゃった」とか言っていた役者だと思うのですが・・・出演時間は10秒たらずという感じ。女房様は「えー、ぜんぜんわからなかった」とか言ってましたし、反射神経の鈍った老人には、ちょっと展開が早すぎるというか出演時間が短すぎるというかで、コメントをするだけの情報処理ができませんでした。まあ、セリフも役名もあったので、そこはよかったのではないでしょうか。一応はNHK大河ドラマに出演したということになりますし・・。

 「鎌倉殿と13人」ですが、私は観ているとちょっと疲れてしまうというか圧迫感を感じるというか、なんかそんな感じがします。それぞれの役者が創り上げる個性が濃密で感覚の共有を迫られるというか、まあ、言ってみれば役の造り方に共感して一生懸命観ちゃうということなんだと思います。私はドラマをほとんど観ないので、役者の上手い下手を見分けることなどできないのですが、多分、このドラマの出演者は上手い役者が多いということなのでしょう。 過去に観たドラマだと「ゲゲゲの女房」の布枝さん役の女優とか「麒麟がくる」の斉藤道三の息子役の伊藤英明とかの学芸会臭のする大根演技で気を抜くことができたのですが、今のところ「鎌倉殿と13人」にはそのような癒し系の大根役者がいないのでドラマを観ることに慣れていないジジイは観終わるとぐったりして、翌日からの勤労意欲をますます消失してしまうということになっています。

 そういえば、私は猪野学がドラマで演技しているところを過去に観たことがありません。なので、猪野学が癒し系の役者なのか圧迫系の役者なのか知りません。先々週の出演ではそれを評価するにはちょっと時間が短すぎました。猪野学がやっている安西なんとかという豪族は、史実では頼朝の上洛に従って一緒に京都に行ったそうなので、今後に期待して待つことにします。まあ、なんだかんだ言ってもドラマが面白いということですな。

 

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