2017年10月1日日曜日

「東京ヒルクライムHINOHARAステージ」というイベントに参加したような気がした

10月1日は「東京ヒルクライムHINOHARAステージ」というイベントに参加したような気がしました。なにやら長い名前ですが、檜原村役場前からスタートして風張峠まで登るというヒルクライムレースです。
矢野口から檜原村までは同僚氏の車で行くことになったのですが、スタートが6時30分なので矢野口での待ち合わせは4時15分になってしまいました。そうなると私が家を出るのは3時20分なので、2時40分には起床しないと間に合いません。あ、時間は午前です。朝の弱い私にとっては凄まじく厳しい時間です。前日は21時前にはベッドに入ったのですが、早く起きないといけないというプレッシャーで胃が痛くなっちゃいました。
で、寝たんだか寝てないんだかよくわからない状態で起き出して、朦朧とした状態で待ち合わせ場所まで自走し、車に自転車を積んで、空いている甲州街道を西に走って駐車場である檜原総合運動場まで。5時半過ぎに駐車場に到着すると、すでに日が昇り始めて清々しい晴天が広がっています。気温も高過ぎず(私にはちょっと低い)で、絶好のヒルクライム日和です。おまけに駐車場待ち渋滞とかも無くて、快適に会場の近くまでアプローチできました。こうなってくると朝早いとか眠いとかグズグズ言っていられず、やったるでーという感じに高揚してしまいます。
空は快晴。絶好の自転車日和。
で、自転車にホイールをはめて下山用の荷物を準備して、駐車場からスタート場所を目指して漕ぎ出しました。まあ、高揚したり興奮したりしても頻尿は相変わらずで、途中の公衆トイレでオシッコを少々。さあ行くぜ、という感じでフロントをアウターに入れてペダルを漕ぎ、いかんいかん心拍を上げるためにアウターでペダルを回さねばと思い、ギヤをインナーに落とした瞬間にリアディレイラーからガシャグシャという感じの衝撃を感じました。なんか、ザリガニを踏みつぶしたような感覚です。で、ペダルが回らなくなりました。およ?と思って自転車を左に寄せてリヤディレイラーを見たところ、リヤディレイラーがありません。あれ、と思って見直すと垂れ下がったワイヤーの先にプーリーの着いていないリヤディレイラーがぶら下がっています。プーリーは捻じ曲がったケージとともに、後方の路上に落ちていました。この時は何が起こったのか把握できませんでしたが、とりあえず、走行不可能になってしまったことは認識できました。チェーンがジャムった時にトルクがかかってしまい、ディレイラーハンガーとプーリーケージが捻られて破断してしまったようです。昔のツールドフランスでは自転車が壊れると選手は近所の鍛冶屋で修理したそうですが、檜原村に鍛冶屋なんてあるのでしょうか?あったとしてもこんな早朝に開店しているのでしょうか?ましてや今日は日曜日だし。ということで、鍛冶屋がないのでレースへの参加は諦めました。うう、なんでだ。

あはは、プリーケージが捻じ切れてるよ。新しい自転車買っちゃおうかなあ?
あ、お金が無いや。
で、レースに参加する同僚氏が風張峠まで登って降りてくるまで私はお留守番です。自転車を担いで駐車場まで戻って車に自転車を積み込んしまうとやることがなくなります。なのでブラブラと歩いて檜原村役場まで行って計測チップを返却し、参加賞のジャガイモとTシャツをもらいました。スタート地点までさえ行けなかった私が参加賞など頂いていいのでしょうか?まあ、いいでしょう余っているようだし。で、暇なのでついでにあたりを散策することにしました。私は檜原村が好きですが、考えてみれば風張峠に行く道と風張林道と甲武トンネルに抜ける道しか知りません。でも、こういう事態にになることは想定していなかったので、どこに行けば良いか見当がつきません。おまけに靴はカーボンソールにクリートのついた自転車用の靴だし。まあ、とりあえずブラブラして橘橋交差点にある金精様にお参りしたり、北秋川の川べりまで行って見たり、払沢の滝まで行ってみたり浅間尾根をちょっとだけ登ってみたりしました。思いのほか楽しいというか、かなり楽しかったです。

こじんまりと鎮座する金精様。かなりズングリしていらっしゃいます。

北秋川の流れは澄んでいました。

払沢の滝、こちらは氷結することで有名ですね。
結構、こじんまりしてます。

払沢の滝に行く途中にあるカワイイ郵便局。ギャラリーかなんかと兼用らしい。
で、結局DNSに終わった「東京ヒルクライムHINOHARAステージ」ですが、ヒルクライムイベントとしてはすごくよかったです。レースを走ってもいない私がいうのもなんですが…。参加を申し込めば計測タグが郵送で送られてくるというシステムや宿泊なしで参加できるということも良いですが、規模がそれほど大きくなくて運営がスムーズなのが素晴らしいです。一見ほのぼのした大会みたいな感じがしますが、結構、運営や式次第が考えて練りこまれているように思えました。レースを走ってもいない私がいうのもなんですが…(レースを走った同僚氏も同じ感想です)。場所が一応都内なので、朝早く起きることさえ我慢すれば午前中に家に帰って来られるということも気軽に参加できて良いと思います。
うーん、来年はせめてスタートラインを超えられるようにしたいですね。

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