2019年4月20日土曜日

圏央道ビビりながらもハルヒル試走

 4月20日は同僚氏の強い希望に負けて、同僚氏の車でハルヒルの試走に行く事になってしまいました。私はこの同僚氏の運転する車に同乗するのが苦手です。同僚氏は、無謀にスピードを出したり他の車を煽ったりといった危険な運転をする訳ではないのですが、なぜか助手席に乗っていると強烈な不安を感じるジャーマンプログレのような運転をするからです。

 不安におののきながら7時に矢野口で待ち合わせて、その後調布インターから中央道で八王子方面に行き圏央道を通って関越自動車道で前橋まで行くそうです。なぜ圏央道を経由するのか、なぜ前橋なのかという感じでのっけから不安ですが、その後も散々ビビらされてヘトヘトになってようやっと榛名総合支所の試走用駐車場へ。毎回思いますが、試走のために駐車場を用意してくれるってやっぱすごいです。
 準備とかして11時すぎから1回目の試走スタート。同僚氏には始めからついて行けず、ヘロヘロになりながらなんとかゴール地点まで。タイムは1時間10分。昨年より10分遅くなってます。今年こそ1時間を切りたいと思っていたのですが、かなり難しそう。まあ、タイムはしょうがないとして、なんだかんだ言って自転車で坂を登るのは辛い&楽しい。
 もう一回やりましょうという事になりましたが、その前に昼飯をという事で、気にはなっていましたがいつも通り過ぎるだけの魚籠屋という古民家風の店で昼食をとる事になりました。扉を開けると猛烈な煙で出迎えられます。店内中央に大きな囲炉裏があり炭というより薪が煌々と燃えており、そこから煙&熱気が上がってきているのです。囲炉裏では串刺しにされた岩魚が焼かれているというか燻されております。煙に目が慣れると店の中に結構大きな池があってそこに岩魚が飼育されているのがわかりました。店のおばちゃんが網でざばあと岩魚をすくって店の奥で内臓を出して串刺しにして囲炉裏で炙るということになっているようです。岩魚は活きがいいので串ざしにされても囲炉裏で炙られると苦しそうにのたくったり口から水を吐いたりします。動かなくなった頃には色も変わって食べごろになるようです。ダメに人には辛い景色かもしれませんが、囲炉裏端でない席はいくつもあるので、そちらに退避すれば大丈夫です。で、私と同僚氏は火あぶりにされている岩魚を見ながら、岩魚そば(1000円)を食べました。暖かいそばに焙りたての岩魚が入っています。岩魚もうまいのですが、そばの汁やそばも結構うまかった。とくに汁は甘くなくて出汁が効いていました。そばの方は冷たい奴を食べて見たいと思いました。少なくとも榛名神社周辺のそばよりぜんぜんうまいと思います。

魚籠屋の囲炉裏。
実際はもっと煙ってます。
シダが生い茂っているように見えるあたりが岩魚の生簀になってます。
店内は思いのほか広いです。



 で、そばを食って麓まで下り、再度登ったのですが、激しく辛い、やめときゃよかったと思いました。なんとか足をつかずに登れましたが、時間の方は辛さのあまり途中でサイコンのボタンを押す事を忘れてしまったので、わからなくなってしまいました。まあ、のろいことに間違いはないので大勢に影響はありません。
 ということで、帰り道も散々ビビらされて第一回の試走は終了です。タイムだけ見れば絶望的な結果ですが、自転車で坂を登れたのとそばが美味かったのでよかったです。なんか小学生の感想文みたいな文章の終わり方ですね。えへへ。

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