2012年8月31日金曜日

iPhone5にLTEは濃厚か?

昨日(8月30日)は、終日だらだら。何をしていたのかさえ覚えていない。
本日は、朝起きて、マンチェスターUvsフラムをNHKで観た。香川がゴールしたら自転車に乗ろう、香川が引っ込められたら自転車に乗ろう、ルーニーの怪我の原因を観たら自転車に乗ろう、試合が終わってから自転車に乗ろう、などとやっていたので、家を出たのは12時近く。しかし、ついこの間まではアンチ・マンチェスターUで、マンチェスターシティを応援していたのは誰だったか・・。香川が入っただけで簡単に転んでしまうとは何たるチャーである。
で、自転車のほうは、もう遅いし脚もまだ痛いので、連光寺坂を上り下りしてお茶を濁す。連光寺坂の途中にある多摩レクリエーションセンター(米軍の施設)の手入れされていない暑苦しい雑木林を観ながら夏空の下で坂を登っていると、はっぴいえんどの「夏なんです」を思い出して、口ずさんでしまう。おお、善き哉とか思っていたら、歩道横の草刈りが始まってしまい、なんとなくやる気を無くして、帰路につく。途中、用賀のスターバックスでコーヒーを飲んでから帰宅。
帰宅してからネットをチェックしていたら、音楽ファイルの同期に関するアップルvsサムスンの判決が東京地裁で出て、アップルが敗訴したという記事があった。たしかiPhoneの意匠に関する訴えも東京地裁に提出されていたかと思うが、アップルvsサムスンの対決第一弾はサムスンの勝ちとなった。サムスンの同期は時間では比較していないというのが、判決の根拠らしい。まあ、ファイルサイズも時間も比較に違いは無いなどとやってしまうと、その他のメーカーへの影響ははかりしれないから、割と妥当な判決かもしれない。そして、「新しいiPhoneにLTEを搭載したら即訴えてやる」というサムスンの脅し記事もあった。こちらはどうかなあ。たしかLTEはFRAND関連の出願で、訴えても決定的に勝つのは難しいのでは?アップルがチップセットを作っていれば別であるが、チップセットはライセンスを持つどこかのメーカーから調達するのであろうし、そうなると特許はほとんど消尽してしまう。間接侵害の根拠となりうることがあるのかな?よしんば、勝ったとしても、アップルは特許保証を楯に賠償金をチップセットメーカーに請求することになるのであろうから、財務的な影響はすくない。というか、15年前のアップルであれば、このようなごたごたがあったら、すぐに潰れていただろうけど、今や保有資産世界一になってしまっているので、FRAND関連の出願に関する賠償金の支払いなどなんでもないだろう。
それより、このサムスンの脅しから、次のiPhoneであるiPhone5がLTEに対応するという信憑性がかなり高まったという感じがするのであるが・・。どうでもいいけど、日本国内のキャリアはこのLTEに対応できるのであろうか?新しいiPadみたいに、日本ではLTEは使えませんなんてことにならなければよいのであるが。iPhoneがLTE化すれば、テザリングも解禁なんてことになるかもしれない。auがソフトバンクの先を行くためには、LTEでテザリングを解禁するという戦術も取り得るような気がする。とは言っても、実はどのくらいLTEがスゴいのか良く知らないのであるが・・・。そういえば、NFC(お財布携帯みたいな近距離無線通信)のほうは、バックパネルがアルミになってしまうと、実現が難しいらしい。側面にNFCのアンテナを埋め込むというのは・・無理か・・。
あと、アップルvsサムスンの戦いで面白そうなのは、意匠に関する判決がどうなるかというところ。米国では一方的にアップルの主張を認めたような判決であるが、日本ではこうはいかないであろう。似ていることは認めるけれど、違っているところも若干あるので、まあ、ちょっとだけアップルの勝ち、というようなところであろうか?イギリスの判決のように、「真似はしているけどサムスンのiPhoneはアップルのiPhoneほどカッコ良く無いから、販売差し止めは認めない」というような粋な判決にはなりそうも無いしなあ・・。これら一連の訴訟でアンドロイド離れが加速すればアップルの思惑通りになるのであろうが、そうなると、なんとなく最終的にマイクロソフトが実施料収入で漁夫の利を得そうで、それもなんだか・・。

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