2013年1月23日水曜日

文鎮化したiPhone3GSの復旧

ウィルコムのPHSとiPad miniに大分慣れてきた。ので、Simを抜かれたiPhone3GSのOSを購入時ものにしてiPod化したいと思い、「工場出荷時の状態に戻す」を実行してみた。が、再起動するとiOS6のアクティベーションから先に進まない。うりり?ということでネットで調べてみるとこの手の状態を「文鎮化」というらしい。
なかなか風雅な響きの言葉である。なんか岡倉天心が「日本の美とはかくも確固たる寂しき風情の中にこそ在り」とか言いそうな感じ。まあ、風雅なのはいいが、アクティベーションが先に進まず、このままでは3GSが使えない。脱獄してソフバンロックを解除出来ないかと試してみたり(当たり前ながら、そもそもアクティベーションしないとCydiaがインストールできない)、緊急電話で112を何度もダイアルするとか(このおまじないはiOS6では確実に通用しない)やってみたが、当然ダメであった。Simをちょっとだけ借りればよいのであるが、なにかあったらややこしいので、結局アマゾンで700円で売っているのアクティベーション用Simを購入した。注文して2日後に福岡県から中国名の封筒が届き、中にアクティベーション用Simが入っていた。Simトレイに乗せてiPhoneに挿入すれば、あっけなく認識されてアクティベーションが滞り無く終了し、iOS6が立ち上がった。うう、「工場出荷時の状態に戻す」といってもOSはアップグレードされたままである。ROMが書き換えられるのであるから当然じゃんと言われれば全くその通りであるが、「工場出荷時の状態に戻す」ということは買った時の状態に戻すという事であるから、表現がおかしい。「装置の設定情報やインストールされたアプリケーション・データを消去する」とでも書いてもらないと文鎮が増えて行くような気がしなくもない。どうでもいいけど、iOS6だとバッテリーの持ちが悪いので、OSをダウングレードしたいなあ。でもiOS6からの完全脱獄はまだ出来ないらしい。

アクティベーション用のSim
どうでもいいけどiPhoneが指紋でベトベトですな。


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