2021年1月31日日曜日

もったいないから、リサイクル(でも、ゼンゼン役に立たない)。

 ごぶさたしております。iBojiです。このところ寒いしコロナだしで、年が明けてから一度も戸外で自転車に乗っていません。すぐ飽きるだろと思いながら始めたZWIFTは、予想に反して一ヶ月は続いてしまいました。とはいっても、以前細々やっていたガラガラトレーニング(Rattlesnake)のメニューを、ZWIFTでも入力して細く短くやっているだけです。なんかいまだに慣れないことばかりで、とまどうことが多いです。

 そんな感じで家にこもっている上、在宅勤務も本格化してしまったので、家で時間を持て余し気味で、以前からやろうと思っていた自転車関係用具の修理に着手してみました。

 一件目は自転車用靴の修理です。私はスペシャライズドのS-Works EXOという靴を使っています。これは、私には完全に不相応なハイエンドの靴です。軽くて疲れないので老人向きだの、人生最後の靴だのと無理矢理なゴタクを並べて買っちゃったものなんですが、昨年の11月に矢野口で転んで破いてしまいました。げー、高かったんだよこれ・・・。当然買い替えることなど考えもせず破れたまま使っていました。ペダルを漕ぐだけなら特に問題が無いのですが、歩くと小指が破れたところから飛び出てしまい、穴が少しづつ大きくなってしまう感じがします。暖かくなって本格的に外で乗るようになると、加速度的に穴が広がる事が予想されます。無理して大騒ぎして買ったものですから、何とかしてちゃんと使えるようにしないとなりません。昨今のアパレルではリサイクルだのリユースが盛んだという事で、ナウイ私としてはこの流れに乗って修理して使う事にしました。最初はダイニーマの共布を買って瞬間接着剤で貼り付ける事を考えていたのですが、ダイニーマの共布なんてアマゾンではみつける事ができません。なんか似たようなのを探していたら「SLINYLON PATCHES」というのを見つけました。薄手のナイロンザックとかが破れた時の補修用のシールです。で、とりあえず、貼ってみたのが、以下の画像です。

SLINYLON PATCHの施工前と施工後
修理というよりシールを貼っただけという感じ。

 なんか継ぎ当て感が剥き出しですが、まあ、ローラーしている分には普通につかえます。が、ローラーだけならこのシールを貼らなくても普通に使えます。今年になってからまだ外で自転車に乗っていないので、屋外で長時間使った際の使用感とかはわかりません。問題があれば報告しますが、そんな情報が誰の役のたつのでしょうか?

 二件目は、古くなったスピードプレイの再生です。これはベアリングが錆びてゴリゴリいうようになったので、使わずに部品箱に入れていた奴のベアリングとスピンドルを交換しただけです。スピードプレイのベアリングは2つのボールベアリングと1つのニードルベアリングから構成されています。このうち、ニードルベアリングが錆びてゴリゴリいうようになったようで多分、ニードルベアリングの不具合に応じてスピンドルも削れていると推測されます。なので、スピンドルとニードルベアリングの交換して、ついでにボールベアリングも交換ということになりました。使った部品は以下の通り。

・2Pcs Bicycle Titanium Pedal Spindles Fit for SpeedPlay Zero X1 X2 & Light Action 78Mm:AG Outfun Store @ AliExpress

・ボールベアリング:NMB-DDL-1360ZZ&NMB-DDL-1370ZZ

・ニードルベアリング:NTN-HK1010

で、交換後は以下の画像。


ベアリングとスピンドルを交換したペダル

 途中のプロセスを記録するのを忘れました。作業で大変なのは、スピンドルにペダルを固定しているトルクスネジを外すことです。できれば万力を使いたいですが、うちには無いので、ローラーに自転車を固定した状態で作業しました。もう1セットもやったのですが、そちらのネジはなめてしまいました。

 今回、私が買ったスピンドルが一番安いものであったせいか、そのままではボールベアリングが入らないので、紙やすりなどでボールベアリングを挿入する部分を削っって加工する必要性がありました。1000番で5分ほどこすったらなんとかなりました。あと、このスピンドルには六角レンチを入れる穴がありませんので、ペダルレンチでないとクランクにつけ外しできません。

 とりあえず、上記の作業を終えてローラー漕ぎに使っていますが、グリスが漏れ気味な感じがします。これは、Oリングが硬くなっちゃてるからだと思います。もし、古いペダルで上記の作業をされる場合はOリングの交換もしておいたほうが良いのはないかと思います。

 うーん、ペダルの再生のほうは、かけた時間とお金に見合わないというか、素直に新しいペダルを買ったほうが良いのではないかという感じがしたりします。まあ、例によって自己満足ですな。



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