2019年8月25日日曜日

自転車用の靴を新調しました(S-Works EXOS買っただけ)

 「踵のゴムの値段が高くて減っても交換できない」と文句を言っていたS-worksのロードシューズですが、踵が減るのを放置して使用し続けていら、ソールの踵の部分が擦り切れてしまいました。それに伴いホールドが変わってしまったのか、40分ぐらいローラーを漕いでいるとつま先が当たって痛くなります。ううう、新調せなあかんかなあ、面倒だなあ。

4年半使用したS-Worksロードシューズ
どうでもいいけど汚いですな。




 私は「非力な老人にとって、靴とヘルメットは軽い程よい」という信念を持っています。ネットを観ていたら新しい(と言っても随分前に発売された)S-Worksロードシューズの情報にぶつかりました。S-Works EXOSという名前で、片足で150g、しかもフニャフニャの素材でできているらしい。素材がフニャフニャなら痛風気味の足にも優しそうです。で、お値段は消費税込みで5万円以上。安いキャバクラ5回分と非常にお高いです。以前であれば迷うことなくキャバクラ5回分を選びましたが、枯れ木状態の現在では「キャバクラを5回我慢すればいいのかあ」と思うとそれほど高い感じもしなくなります。とはいうものの、常識的に靴に5万円しかも自転車用というのは割高感がぬぐえません。以前は「踵のゴムが高いからもうスペシャライズドの靴は買わない」と息巻いていたのは何処へやら、買っちゃおうか諦めるか、このところ1ヶ月ほど悩んでおりました。

 で、本日(8月25日)恐る恐る女房様に相談したところ、「いいんじゃない、サイズさえ合えば」と珍しく快諾されてしまいました。こうなったら、女房様の気が変わらないうちにサッサと買ってしまおうということで、いそいそと新宿のスペシャライズドショップに出かけました。まあ、海外通販で買っても良かったのですが、素材が今までと違うとか足型が昔とは違うとかありそうなので、現物を観てちゃんと試着してサイズを試してから買いたかったのです。お高い買い物ですし。
 新宿駅から微妙に遠いスペシャライズドの店舗で現物を観てみると、なんか防水布できたスニーカーみたいな靴でした。40年以上前の中学生が履いていた木綿布でできた底の薄い運動靴みたい。手触りはゴワゴワしています。ダイニーマという素材らしい。アークテリクスのザックにこんな素材のやつがあったような気がします。持ってみると、まあ、軽いは軽いけど…これが5万円かあ、という感じです。萎え気味な気持ちを抑えて、思い切って試し履きしてみると、やはりさすがに軽い、フニャフニャ素材のフィット感はいい感じ。以前の靴は42.5でしたが、この靴では43が優しく包まれていい感じです。ううん、ちょっと欲しくなってきた。つま先は若干あまり気味ですが、42.5だとちょっとタイトで、浮腫んだときにきつくなりそう。まあ、自分の年齢を考えると、これが私の最後の自転車用靴になるかもしれないので、今回は値段のことは度外視してお買い上げしちゃいました。「やったー、人生最後の自転車用靴ゲットー!」というのは変な喜び方ですね。
 とはいうものの、このところ足が痛風気味なので実際に使うのはいつになることやら…。


キャバクラ5回分の靴、S-Works EXOS
新品なので踵は磨り減っていません。当たり前ですが。

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