2011年7月24日日曜日

いやらしいのが、延々続くんです。

 金曜日は例によって、寝落ちしてしまい、風呂に入らないまま翌日は自転車で和田峠に坂登りに行く。坂の手前でコーラを飲んだりして万全を期して望んだつもりであったが、途中でチェーンが外れてしまう。うう、あせるぜ、とか言っていると中々はまらないもので、自転車を捨てて歩いて帰りたくなる。ツールドフランスのカデル・エバンスも私と同じようなトラブルに見舞われていたようであり(あれとはスケールが全く違うやんけ)、「カデルもミーと同じフィールラッシュであることよなあ」などと思ってみる。で、復旧したが、登る前にシュミレーションしていたギヤチェンジやペース配分は吹っ飛んでしまい、一番軽いギヤ(39×25)でただただ苦しんで登る。和田峠は脚を休められない位に急な、いやらしい勾配が4キロほど続くので、そのいやらしい攻撃にアヘアヘ言わされながら4キロほど登らねばいけない。昔、ジェスロタルというバンドに「ロックンロールにゃ歳だけど、死ぬにはちょっと若すぎる」という名盤があったが、この場合「余裕をかますにゃ急だけど、足を着くには緩すぎる」という感じの勾配である。で、峠の上までアヘアヘいいながらなんとか登り、登るのにかかった時間を見ると26分であった。私の感覚ではチェーンの復旧に20分はかかっていたので、26-20=6分となり、この計算ではすばらしい記録である、マイヨポアルージュも夢ではない。すげーじゃない、もう一回やったら、3分位で登れるぜ、ということでもう一回、坂登りに挑戦する。まあ、チェーンのせいとはいえ、途中で足を着いたのが納得いかないという事であるが・・。で、2回目はチェーンが外れることもなく、峠の上まで24分。なんだ、この前と変わらんやんけ。ということで、私のマイヨポアルージュは幻となったのであった。うう、20分をきりたいなあ。 
 でも、私のマイヨポアルージュが露と消えたおかげで、カデル・エバンスがマイヨジョーヌを手に入れ、ツールドフランスの優勝をほぼ手にしたという事で、非常にうれしい。うう、ようやっと「2位の男」という称号の返上である。きっと明日は、あのボクサー(犬のほう)のような愛嬌のある顔をクシャクシャにするカデル・エバンスが見れることでしょう。 
 で、本日は自転車を整備して磨いて輪行袋に自転車を入れて、宅急便で配送。JCAの会員になると「サイクリングヤマト便」で自転車を配送できるということで、JCAに入会したが、クロネコヤマトの配送センターの受付女性はそのような事は知らないようで、こちらがJCAとかシステムとかを説明する事になってしまった。「サイクリングヤマト便」、いいんだか面倒くさいんだか良くわからない。

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