2014年8月28日木曜日

久しぶりにテレビで時間を無駄にしたと感じた。

本日、NHKのBSプレミアムで放映していた「世界で一番美しい瞬間」という番組でツールドフランスの事をやっていた、ので観た。で、番組が終わった後の感想と言えば、「何だったんだろう、今の番組は」というものであり、激しくつまらなかった。番組の趣旨は、ツールに集う人々の高揚感と連帯感を視聴者に伝える、という事なんだろうけど、どうでもいいいけど薄っぺら番組で、あれでは世界最大の自転車競技会でありお祭りでもあるツールドフランスのスゴさも感動も伝わらない。「関東甲信越小さな旅」で取材する田舎の秋祭りのほうがまだ感動できる。「まあ、ツール=旅だから旅行番組だよねえ、フランスにも行きたいしなあ」という安易な番組制作の裏側がかいま見れて観ていて腹が立ってくる。レポーターの女性タレントみたいなのも、せっかくディレクターカーに乗ったのに「子供の声が聞こえます」とかどうでもいいことばかり言って、自転車にもツールドフランスにも興味が無いのが見え見えで、あれでは、疲れているのに引っぱり出された新城がかわいそうである。私は自転車に興味があるので、最後まで観たが、普通の人は番組の最後まで興味が保たないだろう。
せっかく金をかけてツールの事を放送してくれるのであれば、旅行番組の枠内ではなく、ちゃんと番組として放送してほしい。レポーターを使うのであれば、あんな、何も知らないタレントではなく、立派なオタクをレポーターに使って欲しい。100人が100人興味を持たない番組を作るより、100人の一人でもオタクの熱意に押されて興味を持つようになったほうが、最終的にはNHKにとっても良いのではないかと思えるのであるが・・。まあ、オタクを使うと番組が暑苦しくて貧乏臭くなってしまうが、それは、女性タレントを使っても同じ事である。というか、こんな事とかそんな事に金を使うのであれば、私としてはジロデイタリヤやブエルタをNHK BSで放送して欲しい。

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