2014年11月16日日曜日

Canyonのトルクレンチは安かろう・・・

本日、7時頃目覚めると腰と左の足首が痛い。なんとなく自転車に乗る気を失いベッドに戻ってしまう。その後、本格的に目覚めると10時近くになっていた。12時過ぎに新聞やら郵便やらを取ってくると、銀行の外為部からの封筒があり、Canyon Bikeから1,273円也の外国送金があったとの知らせであった。先週の金曜日にも職場に銀行の外為部から、8.95ユーロの入金があった旨の電話がえらく威張ったおばはんからあった。この入金は9月頃にCanyonBikeのWeb Storeでの買い物に起因するものである。Canyonの自転車は購入するとトルクレンチが付属しているという事を聞いてからどうしてもこのトルクレンチが欲しくなってしまい、細々としたアクセサリー(買わなくてもいいような物)とともに、CanyonBikeのWeb Storeで購入してしまった。そのなかにCO2ボンベがあり、それが輸送にあたりIATAの規定違反になって差し止められてしまい、輸送の出来ないCO2ボンベの代金が私の口座にCanyonから振り込まれたというのが顛末である。どう考えても振込手数料のほうが高く付くが、この手数料はCanyonが負担してくれた。購入を申し込んだ時期の為替レートは1ユーロ137円位で今回の振込では1ユーロ141円なので、 労せずして50円位もの大金を手にしてしまった。これに気を良くして、また買わなくていいようなものをBike24で買ってしまった。以前のBike24は、円建てで買い物ができたが、今はユーロ立てになっており、最終的な金額が確定するのがカード会社の決算する時期の為替レートになってしまうため、為替変動により損をするか得をするか、じゃなくて小さい損で済むか大損を被るかという事が読めなくなり、よりギャンブル性が高まってしまった。うう、たまらん。

で、あれほど欲しかったCanyonのトルクレンチであるが、Canyon Pure Cycling Torque Wrenchと言う奴で、値段は1,489円也。ビットも主要な5種類(3,4,5,6,25t)が付いてくる。1500円より安いトルクレンチとはどんな奴だろうと興味津々であったが、到着したものを見てみると、普通の六角レンチのようなものに把手が付いていて、それに針が付いている。一方、ビットと直結している軸の部分にトルクの目盛りが書いてあるオレンジ色のゲージが付いていて、ボルトを締め込むことで把手の部分とビットが着いている部分が捩れると針が動くという構造であった。つまり、六角レンチの素材の捻れをもってしてトルクに換算しているという、もの凄く原始的なものであった。ゲージには12Nまで目盛りが振られているが、このレンチで12Nまで締め込む事はかなり無理がありそう。目盛りが大雑把なので締め込む力のばらつきがかなり大きい感じ。計測値はあくまで目安ですな。温度とかで金属の固さは変わるんじゃない、とか、このレンチをつかっているうちに軸が捩じれてしまったらどうなんのよ、とか突っ込みたい事はつきないが、ハンドル周りとかサドル周りとかの正確なトルク数は必要ない部分(カーボンが破談しなければOKという部分)には、この程度のトルク管理で十分なのでしょう。このレンチで5Nまで締め込んだボルトを、以前バーゲンで980円で購入した5N固定のシグナル式トルクレンチで更に締めてみたところ、もう少し締め込んだところでカチンと音が鳴った。キャニオンのトルクレンチと980円のトルクレンチのどちらが正確なのか分らないが、何となく、 正確さは980円のほうに分がありそう。ただキャニオンのほうは構造が簡単で重量もそれなりに軽いしビットの交換もできるので、 自転車で出かける時もどうしてもトルク管理が気になるのであれば、サイクリングジャージのポケットに入れて持ち運ぶ事も可能であると思われる。

キャニオンのトルクレンチ
ご覧の通りトルクの計測は軸の捻れによるもの
計測値は激しく見難い



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