2013年9月29日日曜日

ラテックスチューブの都市伝説を検証する。

本日は、昨日インストールしたラテックスチューブ(Michelin Air Comp A1)の都市伝説を検証するべく、6時15分に家を出て矢野口に向かった。タイヤの空気圧は前後共に8気圧ジャスト(老眼鏡をかけて圧力計を確かめながら空気を入れた)。どうでもいいけど私にとってはものすごい早朝である。なので、乗り始めは、ぼーとしていて、ラテックスチューブの感触はよくわからず。とりあえず、大きな段差からの衝撃はブチルと同じである。粗度の低い多摩サイを走ると、いつもより滑らかな感じがするが、これはタイヤが新しい事による部分が大きい。効果があるとすれば、路面が細かく荒れてザラザラになったようなところかな?と期待してみる。その後、矢野口ローソンで待ち合わせた某氏と落ち合い、本日行く所を打ち合わせ。とりあえず山の方面ということと、本日は国体のロードレースが開催され、奥多摩方面は交通規制されるという事を考慮し、大垂水→相模湖→牧馬峠→宮が瀬湖→尾根幹というコースにする事になった。
尾根幹の明大中野の看板前の坂は路面が細かく荒れているので、ここでのラテックスチューブの路面の感触を確認したが、いままでとあまり違いがない。マイルドになったような気もするが、大幅に変わったということは全然ない。ここで某氏の調子が悪くなり、尾根幹で某氏は帰宅する事になった。その後、一人で野猿街道、北野街道を通り、大垂水を抜け、相模湖まで。ここでオシッコをしてから相模湖大橋を渡る。どうも私は相模湖大橋を渡ってトンネルを抜けてからの坂が苦手で、今日も激しく苦しんだ。苦しんだのはラテックスチューブのせいではないが、楽になるということは全然ない。その後、相模湖プレジャーフォレストのところから517号線方面へ。ここからは、ほとんど車が通らないが、たまにバイク集団が通過する。見晴らしは無いが、なんとなく、かなり気持ちいい。アップダウンを繰り返しながら、分岐をそのまま直進(分岐には唐辛子のオブジェを屋根に乗せた店がある)。そのうち、坂が急になり、路面にタコの吸盤が生え始める。ラテックスのおかげで吸盤道がしなやかに登れるということはほどんどない。その後、しばらく吸盤道を登ると、道が狭まり、牧馬峠に到着した。峠で一服してながらキノコ採集のおじさんとしばし歓談。ウラベニホテイシメジというキノコはちょっと苦みがあってかなりうまいらしい。で、その後は下って(この下りは結構、景色が良い)、登って宮が瀬湖まで。オレンジツリーというログハウスのレストランで鶏のコンフィを食べる。うまし。この店の店員さんが非常に礼儀正しい。で、良きかなと思いながら自転車にまたがり店を出ようとしたら、グレーチングに前輪が挟まり、何だかよくわからないまま、立ちゴケ。右手をぶつけてしまった。これはラテックスチューブのせいでは無く、私の不注意とバランス感覚の悪さのせい。ちょっと痛い。その後は、右手をかばいながら、橋本を抜け尾根幹を通り、帰宅。7.5時間で125km走ったあとの空気圧を空気入れの圧力計で計ってみると6.5気圧位まで落ちていた。この数値は、適当に空気入れで計ったもので、結構、誤差が大きい。でも、多分、空気圧は7.5気圧以下には低下していたものと思える。ラテッックスチューブの耐パンク性については、まだ走行距離が短いので、わからない。とりあえず、今日、ラテックスチューブを使った感じとしては、ラテックスのほうが重量が軽いのでシビアなレースに出場する人にはいいかもと思える。また、想像力の豊かな人やプラセボに掛かり易い人なら幸せをになれるかもしれない。で、レースをする訳でもなく、想像力・感受性共に貧困な私はどうかといえば、空気は抜けるし、乗り心地はほとんど変わらないし、値段は高いしということで、今使っているラテックスチューブが使えなくなったら、また、ブチルチューブに戻す予定。ブチルと同じ値段なら、ラテックスのほうが軽量なので、ラテックスでいいけど。

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