ウィンターサイクルマラソンイン袖ヶ浦2時間エンデューロは・・DNFとなってしまいました。

 　１２月１１日は、ウィンターサイクルマラソンイン袖ヶ浦2時間エンデューロに出場するため、７時１０分に自転車で出発しました。とはいうものの、自転車に乗っているのは千歳烏山駅までで、その後は輪行です。京王線で新宿、中央線で東京、総武快速で千葉、内房線で五井、その後小湊鉄道で上総牛久に10時半過ぎに到着しました。

五井駅にて
これはアートだそうで・・・

　小湊鉄道はすさまじい廃れっぷりのローカル線のはずですが、この日は何やらイベントがあったようで、本格派の観光客でホームが溢れんばかりとなっており、観光慣れしていない私はすでにここでグロッキーになってしまいました。車両が来ても大量の観光客の皆様に蹴散らされて座ることなどできず、なんとか自転車を置く場所を確保するのが精一杯でした。小湊鉄道の車両はディーゼル車で、大量の観光客に囲まれながら鋭角的に突き上げてくる振動に耐えつつ自転車を支えるのが年寄りの私には厳しくて、上総牛久まで30分弱が強烈にストレスフルでした。ほうほうの体で上総牛久に着いたら、なんと大量の観光客も一緒に降りてきてしまい、駅の出口は大渋滞で、なんともやりきれません。

　その後、トイレに延々並んでシッコをしてから自転車を組み立て、駅前に新しくできていたコーヒースタンドでコーヒーを飲みながら2年前に駅前にいたかわいい猫について尋ねたところ、今日は来ませんよ、とのことで、ゲゲまたやる気が削がれてしまいました。そんな状態で途中のセブンイレブンでパンやらジェルやらを購入して、袖ヶ浦フォレストレースウェイにたどり着いて受付を済ませたのが11時半過ぎ、足攣り防止もかねて自動販売機で500mL入りのポカリスエットを３本も買ってボトルに入れてみたり、会場の出店でエネルギージェルを探したけど無かったり、シッコをしてみたりしているうちに集合時間の12時20分になってしまいました。

　で、MCうぜえ、つまんね、静かにしろ、などと思っているうちにレースが始まってしまいました。が、30分すぎぐらいから左脚のふくらはぎが攣り始め、騙し騙し漕いでいるうちに右脚の膝裏も強烈に痛くなり、おまけに右手も攣ってしまい、もうにっちもさっちも行かなくなってしまったので、開始後50分ぐらいで泣く泣くピットに戻り、どうするか考えた末にリタイアすることにしました。ううう、悔しかあ、情けなかあー・・。DNFかあ・・。レース前に購入したポカリが余りまくりです。ううう、もったいなかあー・・

　まあ、リタイアすることが決まればこんな産廃処分場みたいなサーキットに用は無いので早々に引き揚げることにしたのですが、悲しいことに脚が痛くてペダルがうまく漕げません。ノロノロと小湊鉄道方面へ向かいましたが、ちょっとした登りがつらくてすぐに足を着いてしまい、おまけにふくらはぎが攣るということを繰り返しながら、馬立という無人駅に着きました。上総牛久に戻らなかったのは坂を登りたくなかったからです。で馬立駅の自動券売機で切符を買おうとすると一万円札が使えません。お金をくずせるような店はコンビニぐらいしかなさそうなので、コンビニを探してお金をくずし、結局、光風台という駅から小湊鉄道に乗りました。その後は内房線の快速で馬喰町まで行って、都営新宿線、京王線とつないで帰宅しました。何をしに千葉まで行ったのかといえば、寒い思いをして脚を痛めるために行ったということになってしまいました。

光風台駅にて
風景が千葉ですな。

　そういえば、レース会場で「リソビーム」とかいう健康シールのサンプル品みたいなのをもらいました。酵素がどうしたとかおよそ非科学的な御託が並べてあります。そんなもので痛みが治れば医者なんていらなくなります。そんなもの効くわけないだろ、とは思ったものの、痛いと弱気になるもので、もしかのダメもとで痛いところのうちの１箇所に貼ってみました。１日後の結果は・・

何がミトコンドリアだ、このインチキ野郎

・・うう、脚痛え・・