2015年12月31日木曜日

年の終わりに西ノ島の美しさを認識した。

本日(12月31日)は、朝起きるとなんとなく気分がよかった。なので、今日も晴れやかに自転車に乗るかあという気分になった。が、珈琲を飲んだりしているうちに、なんとなく熱っぽくなり、頭がボーとして、水洟がタラリたらりと垂れてくるようになった。うう、風邪がぶり返した感じ。なので、自転車は止め。女房様が大晦日の掃除と買い物で大騒ぎしているのを尻目に、ソファに横になって、iPadで自転車のハンドルのことを調べたり、中国製のデジタルアンプのことを調べたり、自分が過去にブログに書いたことを読んだりして無為に時間を過ごす。
自分が過去に書いたものを読み直してみると、いかに内容がなくて、つまらないことをクドクドと書いてきたかという事が如実に判明してしまい、なんとなく暗澹たる気分になった。ページビューも少ないし、ちょうど大晦日だし、ブログなんか止めちゃうかあという気分になる。でも、ブログを止めちゃうと、いよいよ時間を持て余し、よりロクでも無い事を始めてしまうような気もするし、ごく少数だけど、更新すれば必ず読んでくださる奇特な方もいるようなので、それもなんだかなあと思ったりする。なので、どうすればいいか考えみると、私が書いてきた文章は、文末が「である」調で書かれていることに気がついた。中身の無い文章が「である」調で書かれていると、なんかアホ丸出しになってしまうし、特に私の書く事は、内容が無い上に下品なので、まるでフルチンのジジイが「俺様はアホなので、脳の味噌の髄まで腐っておる」と威張っているような感じで、アホな上に可愛げが無い。そこで一発、本ブログを改革し、起死回生、捲土重来を期す事にした。といっても、いまさら内容を充実せいと言われても、それは止めろという事と同じになってしまう。なので、ここは安易に、新年からは文末を「です、ます」調に可愛く変えるという事で、当面様子をみる事にした。さあ、「ですます」作戦で一日平均ページビュー数が10の壁を越えられるか?
その後、年越しそばを食べたあと、録画しておいた西ノ島に関する番組を観た。いやあ、西ノ島すげーという感じと、西ノ島を観測するためのプロジェクトで働いた人たちがすげーというか、非常に面白かった。また、火山の美しさ(特に夜の)がよくわかった。火山学者なんて、何が面白くて金ばかりかかってリターンの少ない研究をするのかよくわからなかったが、あの西ノ島の美しさをみたら、そんな人たちの気持ちが少しわかったような気がした。あと、番組に出てきたJAMSTECの研究者が明治時代の貴族的な学者のような感じの物腰でちょっと面白かった。
では、皆様良い年をお迎えください。来年もよろしくお願いたします。

2015年12月30日水曜日

久しぶりの尾根幹は、新鮮では無いけど辛かった。

本日(12月30日)は、お日柄もよく、久しぶりに自転車に乗ろうという意欲が湧いてきたが、寒いのでダラダラしてしまい、11時過ぎにほっかむりをして自転車で家を出て、矢野口へ。前回自転車に乗ったのが、11月22日だったので、一ヶ月以上自転車に乗らなかった。なので、乳バンドをするのを忘れてしまい、おまけにケイデンスセンサー用の磁石が無くなっており、せっかくのガーミンが単なるスピードメーターになってしまった。適当に調整したディレイラーは思いのほか調子が良いが、右と左のボタンを同時に押すと、かなりの確率でチェーン落ちしてしまった。矢野口で饅頭(甘いだけでまずい)を食って、お茶を飲んでほのぼのとしてから、ジャイアンツ坂へ。5回登り下りしたが、一ヶ月以上サボっていたツケが回って、激しく苦しむ。その後、尾根幹経由で多摩境まで。久しぶりの尾根幹はとっても新鮮に感じ…ませんが、いつにも増して激しく辛かった。過去にみた自転車に関する夢が走馬灯のようにフラッシュバックし、あれもこれも夢だったのかあなどと思いながら呆然とペダルを漕いだ。こういうのって、死ぬ前の人のフラッシュバックと同じなのかなあ?疲労とフラッシュバッックの余韻に浸りながら多摩境に到着し、スタバでコーヒーとキッシュを食べてから、尾根幹を戻り、豪門というすごい名前の中華料理店?のある交差点でUターンして尾根幹を戻って、多摩東公園でシッコをして、豪門に戻るというメニューを2回繰り返す。本当は3回やろうと思ったが、2回やった時点で激しく脚にきてしまい、もうあかんという感じで矢野口に戻る。矢野口のローソンでコーヒーを飲んで一服してから帰宅。久しぶりに乗ったので、脚は攣る寸前であった。おまけにめちゃくちゃ寒いので、汗をほとんどかかず、やたらシッコがちかい。矢野口のローソンに戻った時は、ほぼ漏らしたも同然(漏らしてはませんが)というところまで追い込まれていた。シッコをしてから帰宅して、沸かした残り湯に浸かって身体を温めてから風呂洗い等いつものメニューをこなす。なんか、鼻水がやたら出てくる。やべー、また風邪がぶり返したか?

2015年12月23日水曜日

クリスマス休日はパンターニの映画を観た

風邪をひいて寝込んだり、マンションの管理組合の会合があったり、気温が低くて、全くやる気が起こらなかったりで、12月になってから、一度も自転車に乗っていない。そのため、ブログもさぼり気味。本日(12月23日)は、クリスマスの前々日なので休日なのかどうか知らないが、国民の休日だということで、とりあえず会社には行かない。そろそろ自転車に乗らなきゃなあと思いながらも、寒いので乗る気がおこらず、とりあえず、モチベーションの維持のために「パンターニ:海賊と呼ばれたサイクリスト」という映画を観るべく、昼前に新宿に出かけた。この時期は例年家に篭っていたので、街に出かけるのは物凄く久しぶりである。クリスマスのセックスシーズンなので、電車も駅もカップルでいっぱいかと思っていたが、カップルの数は少なくて、電車も駅のトイレもジジイで混雑している。孤独と無柳をかこつ老人がクリスマスソングに浮かれて、わらわらと湧いて出てきた感じで、なんかとっても抹香臭いというか、ノネナール臭い。まあ、私もその一人なのだけど、まあ、なんというかそんな感じですな。
で、映画は12時からの上映なので、11時40分位にシネマカリテという映画館に行ったら、なんとか席が取れて、映画を観ることができた。結構人気があるみたい。来ている人は、いかにも自転車に乗ってますという体型の人は少なくて、40代で自転車より話している時間のほうが長いです、という感じの方々が多い。なので、体脂肪率はわりかし高めな感じ。
映画のほうは、パンターニが才能を開花させて絶頂期を迎えるのと、ドーピング疑惑で不幸な結末を迎えることを対比するように進行する。ダンシングを多用して重めのギヤで坂を登るパンターニは切なくも美しいが、その人生の結末も切なくて悲しい。映画の終わりのほうでは、パンターニのドーピングと疑惑について、何人かの証言や意見が写し出されるが、本人がもういないし、真相は藪のなかだ。ランス アームストロングが、嫌味な次世代の王者という感じで出てくるが、そういえば、ランス アームストロングもドーピングで人生を棒に振った選手だし、ドーピングと競技スポーツとの関係は、単に勝負だけでなく、ビジネスや利権などが複雑に絡み合っているので、一筋縄では解決できないだろう。選手や関係者が全員ウイギンスのようにドーピングを毛嫌いしてくれるのであれば、いいのであろうが。というわけで、観たあとはちょっとなんとなく考えさせられる映画ではあります。自転車や自転車レースが好きな人にはオススメできるけど、興味のない人にはあまりオススメできない感じは、ちょっとします。
そういえば、映画の中の自転車は、丸ハンでフレームもクランクも細身でスプロケも小さくて、なんかカッコよかった。貧脚の私が真似をしたら、直ぐにばてて、脚が攣って動けなくなりそうですが…

2015年12月5日土曜日

オタフク夫婦

本日(12月5日)は、長引く風邪のせいで自転車は休み。ゆっくり起きて、墨絵というパン屋の昆布入りパンを食べた。昆布というより生姜の味が強いが、なんとなく美味い。その後、珈琲を飲んでまったりし、新聞に書いてあった「現金 レジで引き出せる」という見出しを「現金 レンジで引き出せる」に読み間違えたりする。うう、いいなあ、レンジでチンするとホカホカの現金が出てきたら…。そんなこんなで女房様と話をしているうち、女房様が、オタフク手袋ボディータフネス(以下オタフクBT)を着てみたいというので、10時半ごろアマゾンで注文する。私は知らないうちにプライム会員とかいうのになっており、最短で今日中に配達されるというので、本当に配達されるかどうか試してみる意味合いもある。
で、今更ながら、アマゾンのプライム会員の特典として、映像や音楽の幾つかが無料でダウンロード出来るという事がある事がわかり、とりあえず、プライムと表記されている映画の中から「大魔神」と「大魔神怒る」をダウンロードしてみる。ああ、本当に無料でダウンロードできるみたい(でも、年会費が払っているようであるが…)。90分前後の映画であるが、ダウンロードの時間は結構早い。ダウンロードしてしまった以上、観ない訳にいかず、第一作である「大魔神」からiPad miniで鑑賞してみる。大魔神を観るのは、小学生の頃、家にあった白黒のテレビで観て以来である。のっけから伊福部昭の音楽が素晴らしい。こんなに綺麗に色がついていたとはしらなかった。ストーリーのほうは、悪逆の限りを尽くす領主に怒った大魔神が復讐するというストーリーであるが、大魔神はひとたび怒りだすと見境なくなり、悪も懲らしめるが、それほど悪くないというか無害の人にも害を及ぼしだすというところが面白い。でも、下膨れの高田美和の涙で本格的に暴れる前に砂塵に帰してしまう。なんというか、この作品では大魔神は、大自然の脅威としてのメタファーであるのかもしれない。子供の頃は、物凄く恐ろしい映画であると感じたが、あれは白黒でみていたからかもしれない。「大魔神怒る」のほうは、大魔神シリーズ第二弾だそうで、ちょっとストーリーも勧善懲悪色が強くなり、展開の起伏を多くした分、迫力がなくなり突っ込みどころが増えて腰砕け気味。大暴れして悪人を懲らしめると自発的に水に帰るところも、大魔神の恐ろしさに欠けるような気もする。こっちほうは、大魔神が正義、博愛、平等のメタファーといったところかな?これらの二作では、出てくる男どもは大して活躍もせず、結局、美人の涙が大魔神をコントロールするという事が共通していて面白い。なんというか、取引先からも部下からも、鬼と呼ばれて恐れられる資材部長が、キャバクラの女の子から営業の電話がかかると、とたんに鼻の下を伸ばしたような声でデレデレしてしまうような感じかな?第三作目の「大魔神逆襲」のほうは、しばらくはいいかな。
などと、大魔神ものを2作続けて鑑賞して、疲れてボーとしていたら、19時近くにアマゾンからオタフクBTが配達された。注文してから6時間ちょっとである。なんかアマゾンのロジスティックはすごい事になっている。それにしても、夫婦でドカタ衣料(オタフクBT)を愛用するようになるとは、貧乏くさいというか、何というか…。でもパタゴイニアのキャプリーンより身体に馴染んでしまうのでしょうがない。
その後、テレビで広島vsガンバを観戦。広島 優勝おめでとう。

2015年12月2日水曜日

墓場で風邪をひく

先週の土曜日に、千葉の山奥に法事と墓参りに出かけた。吹きっさらしの墓地で墓洗いなどをしていたせいか、喉の調子がおかしくなったが、昨日より本格的に風邪の症状が出始め、本日(12月2日)はダウンして勤務先を休んでしまった。昨日までは、マヨネーズのような鼻水や湯葉のような痰が出て、私の身体内の免疫軍が病原となるウイルスだかバクテリアだかの軍隊に抵抗して戦っているような感じであったが、昨晩から本日にかけては、ひたすら喉と鼻の奥が痛く、唾を飲み込むの痰を吐くのもキツく、私の身体の免疫軍は完全に敗北し、風邪の全面勝利という状態になってしまったような感じ。たまにでる鼻水や痰も無色透明で、なんとなく免疫軍の敗残兵を風邪軍が掃討しているような感じになってしまった。こうなってしまうと全面降伏するしかないが、そうなってしまうと私としては激しく苦しくなるので、行きたくもないが医者に行き薬を処方してもらう事にした。さすがに処方薬は良く効くようで、だいぶ症状が治まってきた。というか、声を出したり自発的に痰を吐いたりする事ができるようになった。なんというか、自国の紛争を、アメリカやNATO頼りで解消して傀儡化してしまう弱貧国みたいでカッコ悪いが、免疫力が低下傾向で自然治癒する事のできないジジイなので、まあ、残念ながら、しょうがない。
で、私の場合、風邪をひいて寝込んでいる時は、オタフクBTという事で、今日も、オタフクBTを着込んでゴロゴロしている。寝汗でベタベタする事もないし、かなり快適である。見た目を気にしなければ、これで800円は安い。無理してキャプリーン2を買う事もない感じ。あ、もちろん風邪だけじゃなくて、自転車にも使えます。