2017年6月29日木曜日

極私的東西プリン対決は西軍の治一郎さんが勝ったようです。

このところヒルクライムイベントがひと段落して気が抜けてしまい、ジャンクフードを貪り食っています。加齢でお子ちゃま化しているので、最近はプリンにはまっています。
で、このところのお気に入りは静岡にある治一郎というメーカーのトロトロプリン。硬めの痰ぐらいのトロトロ加減で、味が濃厚で美味い。新装になった新宿南口のルミネの食品コーナーで、場違いなジジイである私がグルメOLの冷たい視線にさいなまれながら「あのー、プリン2つください」とか言うのがものすごく快感です。射精しちゃいそうです。この羞恥プレー付きで一個350円。まあまあなお値段でしょうか?すでに何度か通っているのでプレーの方は慣れてはしまいましたが、3回に2回は売り切れなのがかなり残念です。
そんな感じで、鎌倉にあるマーロウというメーカーのプリンが有名だという事を聞きつけ、銀座シックスという新しいビルまで買い出しに行きました。結構な行列で結構なお値段(750~950円/個)です。なんだかむさ苦しいオヤジとか兄ちゃんも並んでいて、興が削がれます。何となく買うのをためらう条件です。が、ここで怯んでは今までの人生と同じになってしまうと思い返して、普通の奴とティラミスの奴を頑張って買ってみました。いくら高かったからといっても床の間に飾っておく訳にもいかず、まあ、買った以上食べてみた訳です。私のようにホームレスに近い庶民にとっては清水の舞台から飛び降りるような値段なので、期待するなというほうが無理ですが、うーん、うーん、普通に家庭で蒸して作る素朴なプリンの味です。蒸して作っているので硬さは固め、ゲロの中のご飯粒ぐらいの硬さでしょうか?バニラビーンズがそれなりに効いています。全体の量は多め。カラメルの部分は濃厚に甘い。この辺はプロっぽいかな。でも、私には甘すぎでしつこいです。素材の良さは貧乏舌の私にはわかりません。ティラミスの方はより濃厚にしつこい。このしつこさが匠の技かもしれません。で、容器はガラスだったり陶器だったりで、この辺は高級なのでしょう。私が買いに行った時は、普通のプリンはキティちゃんのイラストがプリントされた陶器入りの特別バージョン(値段も高くなる)しかありませんでした。しかしながら、子供の頃、母親が蒸し器で作ってくれた懐かしい味に思いをはせる事ができて、プリン容器のコレクションが増えて750円は安いっ、と言い切れるほど私はお金持ちではありません。治一郎なら2個、プッチンプリンなら7個買えるなどと、意地汚い計算をしてしまったりします。
という訳で、プリンの東西対決は、個人的には西軍の治一郎の勝ちです。まあ、牛肉と豚肉だと豚肉のほうが好きという貧乏舌の私が言う事なので、ほとんどあてにはなりませんが・・

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