これは不幸中の幸いかな？

9月16日から19日は連休ということになっています。でも、このところ恒例の台風来襲となってしまいました。全国の自転車乗りがその不運を嘆いたことと思います。末席を汚す私もその一人です。でも、9月16日は午前中はなんとか雨が降らない予報でした。

なので、朝早く起きて雨が降る前に風張峠に行こうと思っていたのですが、なんだか気温が低くて布団から出ることができず、起床したのが8時過ぎ。午前中に風張峠まで行って帰ってくるには遅すぎます。おまけになんだか薄ら寒くて、ほとんど自転車に乗る気が失せました。なので、9時過ぎにオタフクBTを着込んでその上に半袖ジャージを着てジャイアンツ坂に行きました。いつものように5回登って、あと何回かやったら終わりにするかあとか思っていたら、リアディレイラーのワイヤが切れちゃいました。ワイヤが切れているので、ギヤがトップに入ったまま動きません。ゲゲ、これじゃあワイヤを交換しないといつまでたってもギヤチェンジができません。10月1日に風張峠で行われるヒルクライベントに参加することになっているので、このまま放置するわけにも行きません。なので、ジャイアンツ坂からポジティーボに行きワイヤを交換してもらいました。その時にチェーンの調子が悪いことも指摘されたのですが、今までなんとかなってきたし持ち合わせがなかったので、そのまま家に帰りました。帰宅してからローラーを回してみると、トルクが強くかかるとギヤを変えた時のような音と振動が発生することがわかりました。帰宅するときはダラダラと低トルクで漕いでいたので小さな異音しかしなかったのです。うー、これはチェーンを変えないといけないということで、お金をかき集め、再度ポジティーボへ。チェーンを変えたら音も振動もなくなりギヤチェンジもスムーズになりました。家に帰ってローラーでトルクをかけてみてもなんともありません。
チェーンを曲げるようなことで思い当たる節といえば、先々週に坂で立ちごけして路上をのたうちまわったことぐらいしか思い当たりません。まあ、山の中でワイヤーが切れたりチェーンのせいでギヤが変わらなくなったりしなくてよかったです。天気が良かったら、フラフラと山の方に出かけて牧馬峠あたりで途方に暮れていたかもしれません。そう思うと台風に助けられた感じで、結構不幸中の幸いを地でいく感じがしました。