その後しばらく放置していたが、ようやっと医者から自転車に乗っても良いという許可がおりたので、昨日はリハビリとサドルのポジション出しを兼ねて尾根幹に出かけた。出かけるにあたり、タイヤの空気圧は普段より1気圧位低めに設定した。これは「あなたが望むのであれば、どんなプレイにも耐えてみせるけど、はじめだけはやさしくしてね♡」という乙女心の発露である、というか、どの位痛いのか想像出来ないので、かなりびびった上での措置である。で、乗ってみると、あっけないほど痛く無い。でも、なんか膝に余裕が有り過ぎでハンドルまでが近い感じする。そこで、高さを2cm上げて、サドルの位置を後方へ下げてみる。その状態で乗ってみると、いよいよSMPの本性が発揮されたようで、座骨がかなり痛い。強烈なサドルの存在感である。その後、尾根幹まで行き稲城のエネオスと多摩堤のトイザラスの間を2回往復しながら闇雲にポジションを調整した(多分10回以上)。が、サドルの存在を忘れる桃源郷は見つからず、いままで同じ位の座骨の痛みだけが残った。ポジティブにとらえればConcorRacingと同じぐらい痛くないという事になるが、普通に考えれば、高い金出していままでと同じでは意味ないじゃんといことになる。昨日、尾根幹(86km)を走って、SMPのサドルについて何となく分かった事は、以下の通り。
①始めにサドルの高さを決める→痛く無くペダリング時の膝への違和感がもっとも少ない高さ見つける
②水平方向を動かして違和感の無い位置を決める→ハンドルに近すぎると脚の付け根が痛くなる、遠すぎると座骨が痛くなる
③角度を決める→すっぽりとお尻が落ち着く感じの角度を探す、角度が悪いと座骨への攻撃が激しい
昨日の反省を踏まえ、本日も尾根幹に出かけてサドルの位置調整を行った。が、昨日の座骨の痛みがまだ残っているので、痛いんだか痛く無いんだか良く分からない。とりあえず、痛みが少なくなることを基準に調整しながら、稲城のエネオスと多摩堤のトイザラスの間を2回往復し、その後連光寺坂に行ったが、2回上り下りしたところで脚がツリそうになったので、帰宅してしまった。脚がつりそうになったのは、Stratosが原因ではなく、私が貧脚なせいである。帰宅してから計ってみると、サドルの位置は、BBからの長さが728mm、水平方向はシートクランプの中心を目盛りの5に合わせる、角度は1.6°前上がりという事に落ち着いた。私の体型は、脚は標準より短め、腕は長め、玉は小さめといったところだろうか?昨日の座骨の痛みが残っているので、楽になったかどうかは良く分からない。
とりあえず、Stratosを使ってみての感想としては、以下の通り。
<良い点>
①前傾が取り易いのでシッティングで坂を登るとき少し楽に感じる。
②下ハンが持ち易い(座面が下がったせいか?)。
③会陰部への刺激は皆無(長距離乗った翌日に、「あー、マンコ痛てー」といいながらワギワギ歩きにはならないはず。まだ、長距離乗ってないので良くわからないけど・・)。
④肛門が座面に接触しない(よほどのふき残しがないかぎりレーパンのパッドを汚すことはないかと思われる。私の場合、すべてのレーパンに既にシミがあるので知るよしもありませんが)。
<悪い点>
①乗車姿勢が変わったのか、手のひらが痛くなった(キーボードを打っていたら、左手がツッてしまった)。
<気持ちいいのか悪いのか解らない点>
①前乗りになると股間への刺激がより強まる。
②両手手放しすると座骨への刺激が強くなる。
③本当に痛くならないのかどうか、まだ、良く分からない。
という事で、もうしばらく運用してみないといいのか悪いのかよくわかりませんな。
入手したStratosは悪名高い刺繍入りのモデル。 |
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