2021年10月17日日曜日

最近よかった買い物のご紹介を二連発。

  ZwiftのMac用アプリがアップデートされたので、Zwift Companion経由でZwiftとデバイスをBluetoothでつないでみたのですが、ちゃんとつながるようになりました。これでようやっとiPad用のスタンドが使えるようになります。で、やってみたかった自分を示す矢印をタッチしてRide onを送るという機能を試してみました。おおー、すげー、タッチするだけで近隣のライダーに効率的にRide on をばら撒けます。まるで選挙前の政治家の政策みたいです。なので先週のローラーの時にはうれしくなって景気よくRide onを巻き散らかしたら、「Ride onを100人に送りました」という電子バッチ?をもらいました。友達100人できるかな?かよ・・という感じですが、悲しいかな、Ride onを100人にばら撒くとどんないいことがあるのかわかりません。このところお疲れ気味で、ことあらばローラーを厭逃してしまいそうなので、これが刺激になれば良いのですが・・・

 で、ローラーをやると大量に汗をかきます。おまけにその汗がものすごく臭い。いやまあ、今回は臭いのほうはいいとして、床にしたたり落ちる臭い汗を少しでも抑えるためのヘッドバンドを探していたのですが、どうせなら外で乗る時にも使えるようなものを探していました。

 有名な自転車ブログである「かめちゃり(亀が無理してロードバイクに乗ってみた)」で紹介されていた「ヘッドバンドキャップ」をアマゾンで買ってみたところ、これが非常によかったです。私は頭がデカイので市販のサイクリングキャップだと食い込む感じがあるのですが、これは柔らかくて薄い生地なので食い込みや締め付け感が少ないです。本体は筒状になっているなので、頭頂部が蒸れることがありません。また、ツバも本体と同じ薄手の柔らかい生地で作られており、サイクリングキャップみたいな硬さがありません。ヘルメットの下にかぶっても不快感が少ないです。前頭部を生地が覆ってくれるので目に入る汗は大分抑えてくれそうです。そんな感じで、このところローラーの時にはいつもこのヘッドバンドキャップをかぶっています。生地が薄いので夜に洗濯しても翌朝には乾いています。もう一、二枚買っちゃおうかなとか思っています。

恥しながらヘッドバンドキャップをかぶってみました。
柔らかい生地でできたサンバイザーみたいなものです。

 私は陰気でネガティヴなので、何か買い物をしても文句やイチャモンばかりで、褒めたりひと様にお薦めしたりすることは滅多にないのですが、「ヘッドバンドキャップ」と一緒に買ったホーザンのペダルレンチも良かったので、ついでに紹介しちゃいます。

 スピードプレイのペダルはクランクにねじ込む部分が8mmの六角穴になっており、六角レンチを使って外します。ですが、私の使っているスピードプレイは、軸を中華チタンにすげ替えたものなので、六角穴がありません。あるのはレンチで挟んで回すための浅い段差のみです。チタンは固着しやすいという噂を聞いて、モリブデングリースを塗ってから取り付けました、つもりでした。で、この度モンキーレンチでペダルを外そうとしたところ、右側はスルリと簡単に外れたのですが、左側が外れません。動きません。モンキーの上に乗ることも試みたのですが、すぐにモンキーが外れてしまう、このまま続けると舐めちゃいそうな感じです。

 なので、この窮状を打開するために何となく良さげなホーザンのペダルレンチを購入した訳ですが、これペダルレンチの癖に2000円以上と結構なお値段がします。千円ぐらいのデッドコピーのような製品もありましたが、オリジネーターに敬意を評してこちらを購入させていただきました(使えなかったらあとで思いっきり罵倒しようと思っていたのですが・・)。配達された製品はモロに鍛造品という質感で、昔ながらの工具という感じが強くします。長さは30cmぐらいで、見た目通りの重さと丈夫さです。両端は15mmの開口で若干オフセットされています。その片一方は薄歯になっています。ペダルを挟んでみるとキツキツです。全く遊びがありません。最初はサイズを間違えたかと思いました。で、ペダルに装着しダメもとで手でグイグイと力を入れてみたところ、ギギ、バキという音とともにペダルが回り外すことができました。外れたところを確認したら、どうやら左側はグリスを塗り忘れたようです。うえへ、またアホをやってしまった。


ホーザンのペダルレンチ
見ての通りの無骨さです。

 まあ、私の痴呆行為はともかくとして、このレンチは開口部に遊びがまったくないので思いっきり力をかけられます。今回は手だけで外れましたが、上に乗って体重をかけるとか、プラスチックハンマーで思いっきり叩くとか、パイプをつないでさらに強い力をかけるとかも安心してできそうです。うーん、ペダル外しにしか使えないようなモノですが、とても工夫されていて使い易い製品です。無骨で飾り気はないですが、我が国製の逸品として紹介したいものですね。



0 件のコメント: