2012年2月6日月曜日

先生のポケットマネー

本日はヤボ用があり、会社を休み、寒い中、多摩方面へ出掛けた。ヤボ用が済んだあと、聖蹟桜ヶ丘駅ガード下の肉横町で豚丼を食べた。寒くて空腹だったこともあり、これがけっこう美味かった。ちょっと甘かったけど、これぞ豚肉という味と歯ごたえであった。その後、府中美術館でやっている「石子順造的世界」を観るために府中で電車を降りたが、月曜日は休館であった。がー、ねじ式の原画を観たかったなあ。寒いので武蔵野茶房なる甘味処みたいなところでコーヒーとホットケーキを頼んだ。これはあまり美味く無い。女房様が頼んだ抹茶白玉ぜんざいのほうがうまかった、というか温かかった。ただ、この店は、ウェイトレスの制服が昔風のメイド服なのでマニアには良いかもしれない。客層はおばさまばかりなり。
帰ってから新聞を読むと、原子力委員会に参加している大学の先生が電力業界から奨励寄付金をもらっていたという記事が載っていた。寄付金をもらっていた先生方は、「委員会活動に寄付金は影響ない、用途は学術的な事である。」と言っているが、そりゃちょっと言い訳にも無理がある。企業にとっては奨励寄付金を払うとなると、税金が高くなったり、研究成果が保証されないなど、不利な事が多い、が、貰う方の先生にとっては、旅費でも事務費でも好きな事に使える訳で、ある意味、先生のポケットマネーとなる。本当に学術的なことにしか使わないのであれば、共同研究費で貰えばよい。まあ、役職を考慮すると、「賄賂」とまではいかないけど、「献金」という言葉が相当でしょう。
しかしまあ、電力業界も十年一日のごとく、この手の先生に金を配っているけど、芸がないというか、少しは配り方を考えてはどうかと思う。むしろ、反対派の先生に配るとか、NPOの活動を支援するとか、避難している人達に鍋でもふるまうとか。業界の寄生虫みたいな連中にお金を配っても、自分で自分の首を締めることになると気が付かないのであろうか?ああ、この期に及んで、この手の先生達に反対派に寝返られて暴露本でも出されては非常にマズイということか。

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