2016年11月20日日曜日

RedWhiteのビブショーツについてクドクドと(ほとんど下ネタです)

私はケツの肉が薄いです。全然、セクシーじゃありません。セクシーじゃないのはどうでも良いのですが、自転車に乗る場合、ケツの肉が薄いと坐骨がサドルに食い込んで結構痛くなります。自転車に乗る頻度が高いと麻痺してしまうのか、それほどではありませんが、久しぶりに乗ってサドルに座ったまま長距離走ると、そのうち骨の髄まで痛くなります。このような自転車乗りは結構な数いるようで、皆さんサドル沼にズボズボハマってしまうようです。
私としては、サドル沼をなんとか回避したいので痛みをこらえていたのですが、IT技術者ロードバイク日記というブログでRedWhiteのビブショーツを紹介されていたので、「これならサドルと尾骨の間の緩衝地帯になって痛みから解放されるかも」という感じで飛びついて購入した次第です。詳細については、バリバリの競技者であるIT技術者さんが渾身のレポートを書かれているので、そちらを参考にしていただきたいのですが、私の方は中の下の初老自転車乗りの下ネタ視点でインプレさせていただきます。
RedWhiteという会社は元ダイソンのエンジニアを興した会社だそうでビブショーツしか作っていない専業メーカーです。製品は2種類のみ、中低速用の「The Bib」と高速用の「The Race」です。当然、私は「The Bib」を買いました。これらの違いは腹回りのカッティングとパッドの違いで、The Raceの方はパッドの表面がディンプルになっていてパッドが若干薄いそうです。当たり前ですが、このディンプルは空力低減とは無関係です。これらのビブショーツはアマゾンでも売ってますが、値段が2万円ぐらいします。私はAlwaysRidingというイギリスの通販業者で買いました。ここのサイトは日本語でも表示できてCBNでも結構評判がいい通販業者です。私が買った時は確か1万2千円でしたが、今は1万7千百2十5円という値段になってました(私の決済額は幾らになるのでしょう?)。RedWhiteのサイトで買うと160米ドル。初回購入者は10ドル引きになるようです。
で、このビブショーツのパッドの構造ですが既報のように河岸段丘とか造成中の丘陵地みたいに多層構造になっています。皮膚と接する一層目の部分は密度の低いウレタンフォームで、二層目と三層目は密度が高いそうです。さらに、亀頭とパッドの接する部分はエラスチックメッシュキャップという黒い生地になっています。さすが元ダイソンです。素晴らしいです。感動しました。これだけで買いです。これなら尿もれしても、いろんな物を分泌してもシミが目立ちません。惜しむらくは寒さで縮んでしまった場合にエラスチックメッシュキャップまで亀頭が届くかという事です。日本男児の収縮力はアングロサクソンのそれを凌駕するので、日本市場を意識するならエラスチックメッシュキャップを肛門方面に延長したアジアンフィットの製品を検討していただきたいです。太腿の部分は裾が薄いシリコンエラスチックのバンドになっています。ここは多孔質で呼吸を邪魔しないとの事です。私は汗をかくとシリコンゴムにかぶれるので、この部分がどうなるか気になるところですが、それは夏場にならないとわかりません。
で私が購入した「The Bib」ですが、初めて使う場合は冷たい水に一晩浸けてから使用の事、との注意書があったので、その通りにしました。縮んだんだか伸びたんだかわかりません。履いてみると、結構股間が締め付けられる感じがします。おお、ボクちゃん巨根じゃんと一瞬嬉しくなったりもしますが、新しいビブショーツはいつもそんな感じがするので、それはヌカ喜びというやつです。で、股間部分を観察してみると、今までのビブショーツに比べて、ノッペリして自己主張が抑圧されています。私は今までアソスのビブを使っていたのですが、金玉が二つに別れて自己主張していたので、結構、みっともなかったです。こちらの方はそれがありません。棒の方も抑圧されて大人しくなっています。RedWhiteのビブショーツを履いても股間が自己主張している奴がいたら、それは本当の男の中の男かもしれません。とりあえず私の股間は鎮圧されて大人しくなってしまいました。
で、本日この「The Bib」を履いて自転車に乗ってみました。と言ってもジャイアンツ坂と尾根幹で走行距離は70kmほどです。もともとロングライド用と銘打たれた製品ですから、インプレするには走行距離が短かすぎです。乗ってみた感じは、ふわふわする感じはなくてアソスの奴と同じようにサドルの存在をシリで感じますが、不快な痛さはありません。今日、乗った限りでは痛くなったりする事はありませんでした。走り終わってからも痛みはありません。うーん、今日のところは大丈夫、ちゃんと緩衝地帯として作用しています。このビブは股上が長いので立った状態ではアソスに比べてシッコがしにくいです。頻尿の私にはマイナスです。でも腹が暖かいので下痢っぽい私としては有り難いです。どちらを取るか難しい選択ですね。
ちゃんとこのビブをインプレするにはもっと長い距離を乗らないといけませんね。無責任でお調子者の私は、昨年買ったアソスのビブでも初回はケツが痛くなかったとブログの書いていました。今後もっと長い距離を乗ったらまた記事にしようと思います。そういえばRedWhiteのサイトには女性用のビブを開発中であると書いてありした。ろくでなし子の作品のようになってしまうのではないかと、ちょっと心配というか期待しちゃいます(2017年7月現在販売されています)。どうでもいいけど、私の場合、下半身に関係する事は筆が進んで長くなりますな。

パッドの黒い部分がエラスチックメッシュキャップです。
さすがです。ノーベル賞をあげても良いと思います。

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