2019年6月16日日曜日

今年は富士ヒルにも参加してみました。

 6月8日、9日と富士ヒルに参加してきました。

 8日はジャーマンプログレのような不気味な運転で有名な同僚氏の運転で、富士ヒルの会場まで行きました。車を下りた時点でグッタリと疲れてしまいました。翌日のレース当日は雨の予報。この時点で5合目行きの荷物(下山用の防寒着)を預けるということは、翌日にどんなに天気が荒れようとレースに出るということを意味します。かなり逡巡しましたが、面倒くさくなって受付を済ませ荷物を預けてしまいました。8日の宿泊は山中湖近くのビジネス向けという触れ込みの民宿というか合宿所みたいな旅館。山の中の旅館なのに、潮というか磯というか、そういう類の匂いが旅館中に漂っています。17時過ぎにチェックインした時点ではちょっと不気味なぐらいに静かでした。その後、雨が激しくなり物悲しくもうらぶれた感じの山中湖畔のデニーズに晩飯を食べて、静まりかえった宿に戻りました。さて明日は朝も早いし、風呂に入って寝てしまうかとか思っていたら、突然、けたたましい中国語が旅館の中に響き渡り始めました。なんか鶏小屋に爆竹を投げ込んだような感じです。そういえばチェックイン時に無愛想な受付のオバはんが「今日はバスが3台くるから車をハジの方に止めるように」と言っていたのを思い出しました。急いで風呂に入って布団をかぶりましたが、興奮した大量の中国人観光客の醸し出す騒音で寝ることができません。行ったことはありませんが、中国の魚市場とかこんな感じなのではないでしょうか?などと、まだ見ぬ異国の情景に思いをはせていたら、ほとんど寝ることができずに朝を迎えてしまいました。
 なんかボーとしながら朝食の惣菜パンを食べて、5時ごろ旅館をチェックアウトして会場に行きました。その後、7時40分ごろのスタートまで雨に降られながら待ちます。私は100円ショップで買った雨合羽を着て寒さをしのぎました。場合によってはそのまま捨ててしまおうと思っていたのですが、5合目も雨だということなので、ジャージのポケットに入れて5合目まで連れて行きました。
 で、スタートしてしまえば寒いとか冷たいとか文句を言っている暇も相手もいなくなり、ついでに途中で同僚氏についていけなくなり、1時間38分28秒で5合目に到着しました。不気味な運転で有名は同僚氏は1時間28分でブロンズリングをゲット。伊達に不気味な運転をしていた訳ではありません。ちゃんとローラーで鍛えてその成果を見事に発揮して見せた訳です。さすがです。が、雨の5合目はものすごく寒いので、前日に送っておいた乾いた衣類に着替え、下から連れてきた雨合羽を着込んで、すぐに下山です。今年は下山時にフィニッシャーリングと完走証がもらえました。またブルーリングのコレクションが増えました。まあ、リングの色は別にして、レース当日にもらえるのはいいですね。その後、寒さに負けてあの不味い吉田うどんを食べてしまいました。冷え切ったいたので不味くてもありがたい。天気も悪いし、不味い吉田うどんで食欲も無くなったので、どこにも寄らず、すぐに帰宅し、なんだかんだで家に着いたのは15時ぐらいでした。
 ハルヒルは来年も参加するつもりですが。富士ヒルは、微妙な感じです。まあ、誘われれて泊まるところが簡単に確保できるのであれば、参加もやぶさかでないといったところでしょうか?どうも富士ヒルは昭和40年代の観光業のようなやらずぼったくりみたいな感じがします。ハルヒルが特産品を豊富に取揃える道の駅だとすれば、富士ヒルは木刀と般若のお面を売っている昔ながらのドライブインといったところでしょうか?まあ、富士ヒルは日本でも有数の観光地で開催される訳ですから自転車好きが一万人ぐらい集まったところで大騒ぎして、おもてなしするようなことでは無いのかもしれません。レースのスターターがハルヒルの方は榛名小学校の生徒だったりするのですが、富士ヒルの方は何とか公園管理組合理事のナントカさんとか、山梨県土整備部富士東部建設支所長のナントカさんだったりする訳で、目先の利益というか金を儲けることしか考えないというか、昔ながらの観光業の精神が脈々と受け継がれている感じがしますね。

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