2012年8月29日水曜日

蟻とキリギリスのはずなんだけど



私の勤務先は夏休みが好きな時に取れることになっている。なので今年の夏休みは、蟻とキリギリスの寓話をネタに、多くの人々が休みを取るお盆の期間は外して、人々が現実に引き戻され少し涼しくなった頃に夏休みを取り、自転車を乗り回す事にした。で、昨日(8月28日)から夏休みである。が、例年であれば夏バテなどしなかったのに、今年の8月はかなり夏バテ気味で、なんだか身体が動かない。おまけに肉離れ気味だし。なんというか、せっかく蓄えをしたのにモグラに食べられてしまった蟻という感じがしなくもない。と言う訳で、昨日は脚のリハビリを兼ねて、女房様と午後から多摩動物公園に出掛けた。高幡不動から多摩動物公園までの区間の車両は動物のシールが一面に張られたラッピング列車で、早くも女房様はカワイいーとか言って興奮して激写しまくりである。で、多摩動物公園に到着すると、昔に較べてやたら広くなっており、歩けど歩けど敷地の端にたどり着かない。おまけに女房様が順路の最初にいるヤギのところで、興奮して写真撮影に手間どってしまったことから、園内全部を見て回ることなど、とてもできなかった。なので、昆虫館、アフリカの動物、オーストラリアの動物あたりまでを、おざなりに見て回ってお茶を濁した。多摩動物公園一押しのコアラは、拗ねた子供のように見学者に背中を向けて木の棒に頭を押しつけて寝ていた。まあ、かわいいといえばかわいい。女房様が観たかったカワウソは腹を上向きにして重なるように昼寝しており、ほとんど死体状態であった。まあ、かわいいといえばかわいいと言えなくも無い。総じてほ乳類は昼寝していてなんだかほとんど活性がないか、ワラビーやヤギのように雄が交尾しようと雌に迫っているような活性がやたら高いかの、どちらかであって、なんというか、とりあえず、本能丸出しである。うーん、多摩動物公園をちゃんとみようと思ったら、午前中から出掛けなければ無理みたいであった。そんな中で、結構良かったのが、ハナカマキリやコノハムシなどの擬態する昆虫で、コノハムシなど、そこまで似せることに精進しなくてもよいだろうというぐらい、ほとんど葉っぱである。
で、本日は自転車にのっても脚をつらずに肉離れも起こさずに家に帰ることを目標に、自転車で連光寺坂まで。シバリ無しとギヤを一番重くして25〜30rpmのケイデンスで登る事を交互に8回か10回、連光寺坂を登った(多分8回)。休み休み登ったので、特に脚に変調はきたさず。帰りに矢野口のローソンで「秒速クール、MEN'Sサイダー」を購入。味はソルティライチに炭酸を足して酸っぱくしたような味で、ソルティライチでは刺激の足りないとお嘆きの貴兄にはよいかもしれない。おまけに、「熱い男をクールダウンさせ、次のやる気を起こさせる壮快系炭酸ドリンク」とのことで、なんだか伊藤園もサンガリア路線に変更したような感じである。おかげで、本日は脚もつらずに帰宅する事が出来た。やはり、脚ツリ防止には、ほどほどの距離とケイデンスを無理に上げないということにつきるようである。




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