「This is Kyosai」に行ってきた

本日（3月12日）は、午前中は歯医者に行って、その後、女房様と「This is Kyosai」という河鍋暁斎の展覧会を渋谷のBUNKAMURAに観に行きました。
この展覧会はイスラエル　ゴールドマンという世界的な暁斎のコレクターのコレクションを展示するというもので、今まで見たことのなかった絵も見ることができました。暁斎といえば烏の絵で有名ですが、烏の絵だけで何枚も展示してあって、かなり面白かったです。あと、性行為中の男の金玉に猫がじゃれついている春画とか。
そういえば、この手の展覧会の春画のコーナーでは、来場者が移動するスピードが速くなる傾向があり渋滞が起こらないのが常ですが、一人だけジックリと穴のあくほど春画を凝視めているおじさんがいました。うーん、立派です。私などは春画の方は後で図録を買ってゆっくり観ようなどと小賢しい事を考えてしまいますが、やはり興味のあることは他人の目を気にしないでとことんやらないといけません。
で、展示を見終わったら恒例のグッズ購入ですが、今回は割と控えめにクリアファイル幾つかとメンディングテープ全種、木製の枡、有名な烏の絵のシールが貼ってある缶入り榮太棲飴、トートバッグ付き図録といったところでヤメておきました。グッズの充実度でいえば前回の方が上かな？榮太棲の飴なんてものすごく久しぶりに食べましたが、結構美味かったです。死んだ父が暁斎が好きだったので、飴缶と枡は仏壇に供えてありますが、なんだか仏壇だか暁斎グッズ置き場だかわからなくなってきた感じもします。

「This is Kyosai 」で買ってきた榮太棲飴。
値段は700円位。高いような気もしますが、何しろこの烏の絵には元手がかかってますからねえ。
こういう形で、投資回収というのはちょっと粋ですな。