青空を 仰ぎ見るに 足元ズブズブ

　歳をとると爪が薄くなります。伸びてくるとナイフ状態になり、自分で自分を傷つけてしまいます。なので頻繁に爪を切りたいのですが、なぜか爪を切る時の振動が痛い、体が硬くなってきたので、足の爪を切る態勢が辛いなどの要因で爪を切るのがものすごく億劫になってきました。昨日まで2週間ほど伸ばしていたので、かなり危険な状態でした。昨晩に意を決して爪を切ったので安心して就寝できました。

　で、本日（5月8日）目が覚めたのが8時。前日寝る時には、5時に起きて6時には自転車で出かける予定だったはずなんですが、いきなり3時間の寝坊です。家を出たのが9時ちょうど。空は抜けるような青空です。とりあえず矢野口で、コーヒーを飲みながら焼きそばパンと粒あんマーガリンサンドを食べました。前日の予定では裏和田を3回登るという予定を立てていました。ハルヒるに向けて反復して坂を登って、その辛さに慣れておこうという趣向です。うーん、一晩たってみるとあまり意味が無いような感じもしますが、まあ、時間も時間ですし、とりあえず裏和田に行こうということで、浅サイを終わりまで遡って高尾まで行きました。初めて水無瀬橋より先まで行ったのですが、道が狭くて散歩する人がいっぱいで自転車は走りにくいです。でも平日の殺気立った通勤車でごった返す町田街道は通る気が起こらずでしょうがありません。で、高尾山口先のコンビニで一休みする予定だったのですが、コンビニが潰れていました。どうしようもないのでそのまま直進し大垂水を超えて藤野のセブンイレブンで一休み。コーヒーとコロッケぱんと大福を食べました。なんか最近、食べるものが固定化してしまったような感じがします。

　で、裏和田ってどこが開始点なのか曖昧です。とりあえず今日は藤野駅とCECの分岐点近くにある坂下屋という酒屋を開始点にしてダラダラと峠まで二往復しました。膝が痛くてふくらはぎがつりそうになりました。風はやや強いものの空はどこまでも青く、若葉が美しい。爽やかな春の陽気です。そんな中、しわだらけのジジイが鼻水とよだれにまみれて呪詛の言葉を吐きながらヨロヨロと自転車で坂を登っていく…なんか非常にそぐわない光景ですが、まあ、これも和田の風物だということで許していただきましょう。当初は三往復する予定だったのですが、二回めが終わって下っている時点ですでに事切れてしまったことがわかったので、「和田の家」まで下ったところでUターンして峠まで行き、そこでウィンドブレーカーとレッグウォーマーを着込んで表和田を下って帰宅してしまいました。あー、ダメダメでした。傾斜がちょっと上がるとスピードがものすごく落ちてしまいます。予定では時速10km／hをキープするはずだったのですが、ほどんど10km／hを下回っていました。うーん、あかんやないですかあ。ついでに昨晩、満を辞して切ったはずだった右手の人差し指が深爪になったようで、グズグズと痛くて不快です。なんかさあ、頑張れば頑張っただけ悪い方の深みにはまる感じです。ううう。