2014年1月20日月曜日

パタゴニアのR2は暖かかった、ような気がした

先週末は寒かったので、インスタントのお茶を飲んではソファに寝転がって、そのうちシッコがしたくなるので寒いトイレに行って、トイレが寒くて身体が冷えるのでインスタントのお茶を飲んで、ソファに寝転がって・・・という負のスパイラルを痴呆老人のように繰り返して過ごした。が、いつまでもトイレとソファの往復も飽きてきたので、新たに購入したパタゴニアのR2について着心地を確かめるべく、19日(日曜日)の15時過ぎにメチャクチャ寒い中、新宿の紀伊国屋まで出かける事にした。山登りに良く行っていた頃には、R1やキャプリーン2を使っていたが、R1→R2でえらく値段が跳ね上がるので、R2には、なんとなく手を出せずにいたが、何故か山登りにめっきり行かなくなった頃に買ってしまうとは、やはり痴呆の始まりであろうか?私は身長が178cmで体重が60〜65kgの萎れて貧弱な体型(ついでに非常に寒がりである)なので、R1のサイズはSであるが、R2のほうは腕の長さにあわせてMにした。R1とR2では生地の感じがかなり変わるせいか、サイズ感も変わる感じである。アームホールは狭めで丈は長めであった。胸周りがちょっと緩い感じもするが、これはしょうがないのであろう。
で、新宿まで行くため、キャプリーン2の上にR1を着て、その上にR2を着てみると、なんとなく背中とかがホワホワと暖かくなったような感じがする。まあ、重ね着をしているので当たり前だろう。さらにその上にレインシャドージャケット(パタゴニア製の雨カッパ)を着て、気温5℃位の外に出てみた。さすがに上半身は寒く無い。電車に乗るとちょっと暑い感じもしたので、レインシャドーの前ファスナーを開けると暑く無くなる。あーこれが町内の山さんが言うところの優れた温度調節だなとちょっと実感。暖房の効いた紀伊国屋内では前ファスナーを開けるだけで快適に過ごせたので、ハードシェルとの組み合わせで使える温度範囲は、かなり広い感じがした。じゃあ、ユニクロのフリースと較べたらどうなのよ?という感じもするが、私はユニクロのフリースを買ったことが無いので比較のしようがないが、ユニクロの奴は蒸れを放散させる機能は無いのではないかなあと思える。でも、街中や家でゴロゴロしているときは、どちらでも機能的には変わらないだろうなあ。そういえば、ヒートテックとキャプリーンであれば、キャプリーンのほうが山に行く場合は全然良いと断言できる。ヒートテックの保温機構は蒸れに由来するので、運動している間は暖かいが、休んでいる時に汗冷えしてしまうのである。キャプリーンは運動している間の保温はヒートテックに劣るが、汗をすぐに蒸散させてしまうので休憩しても汗冷えする事が無い。でも価格も考慮して比較せよと言われたらちょっと困る。ヒートテックの値段ならば何枚も持って行って休憩のたびに着替えるという技も使えるしなあ。家でゴロゴロするする時にはヒートテッックのほうが経済的には精神衛生上よい感じもする。でも、もし私が億万長者になったら、キャプリーン3の上下を7セット買ってパジャマにして毎日着回したい。JR九州の七つ星は「本当の贅沢とはなにか?」を具体化した列車らしいが、私にとっての贅沢とは7枚のキャプリーン上下である。
で、紀伊国屋で本を何冊か買ったが、ついでにコミックになっていたゲーテのファウストと老子を買ってしまった。老子のほうは、もの凄くつまらない。コーヒーショップでコーヒー一杯とタバコを2本吸ううちに読めてしまうぐらい中身が薄い。で、ファウストのほうであるが、私は元々低能児の無知蒙昧で今ではでは痴呆気味のジジイなので、作者のゲーテというヒトのフルネームも知らない。ゲーテについて知ってことといえば「ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い」という言葉と水木しげるが若い頃に耽読していた事と悪魔くんのメフィストフェレスやファウスト博士やストーリーがファウストに影響を受けているという事位である。そんな私は、ファウストの読了に4回以上挑戦して、いずれも失敗している。まあ、とりあえず購入したコミック版のファウストを読んでみると、中身が薄くもの凄くつまらないので、帰りの電車で読み終わってしまった。20分位でいままでどうしてもダメだったものの概要を読めてしまうとは、良いのか悪いのか良く分からないが、便利な世の中になったのは確かである。なんというか魔女の水晶玉で自分の一生を見せられて虚無感に陥ったヒトのような感じだろうか?うーん、ファウストはライフワークにしておけば良かった。

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