2020年10月18日日曜日

軽量化の成果を小山田アホ練で試す

 ロードバイクに乗る場合、修理に使う携帯工具を持って乗ることがほぼ常識となっています。人里離れた場所で自転車が壊れた場合に応急処置ができないと、大変なことになるからです。なにかあった場合に持っていないとなると、持ってこない方が悪いと言われてしまいます。

 で、この前自転車をイジろうとしてツールケースを持ち上げたのですが、何だかとっても重いような気がしました。常に持ち運ぶもので滅多に使用しないモノなのに、こんなに重いのはちょっと理不尽です。これでは私の自転車人生に大きな差し障りがでるのではないかということで、ツールケースに入っている携帯工具を軽量化することにしました。それまで使っていたのは、確か千円ぐらいで買った中国製の携帯工具で、安っぽくメッキされた鉄製の奴です。これがツールケースを重くする主要因なのです。今まで、私の人生が暗かったのはこいつのせいで、これを軽いのに変えれば私の自転車人生がバラ色になるはず・・・。

 実は「東京→大阪キャノンボール研究」というサイトで紹介されていた、ゆるふわーくす製PBビットホルダーKMC製 Mini Chain Toolという携帯工具の組み合わせに猛烈に興味を引かれ、どうしても欲しくなってしまったのです。

 そういう訳で、とりあえず、PBビットホルダーと、PB SWISS製ビットのセットをアマゾンで購入しました。「KMCのMini Chain Tool」はアマゾンにはなかったのですが、名前は違うが見た目が似たようなのを購入したら、そのものが送られてきました。うーん、これで完璧だと思っていたら、カンパのリアディレイラー は25Tのネジで止められていて、なおかつ、短いビットでは届かない。なので、ある程度の長さのビットを新たに購入しました。ついでに、ペダルを外す時のことも考えて、8mmのビットも買っちゃいました。ああ、こういう買い物が一番楽しい。とりあえず、ビットセットから私の自転車に必要なビットを選んでビットホルダーに装着すれば完璧なはず。私の自転車人生がバラ色になるはず・・・。

 ということで、重量測定です。中国製の携帯工具は122g、対してPBビットホルダー+ビット7種(2,3,4,5,8,25t,プラス)の重量は101g。おお、なんと20gもの軽量化です・・・・。こんなに軽量化しちゃうと地球の重量バランスが崩れて公転周期が変わってしまうのではないでしょうか・・?


携帯工具の軽量化
思い返してみるに、私はパンクの修理は何度もしましたが、出先でチェーンが切れたことはありません。リアディレイラーがホイールに巻き込まれてモゲたことは2回ほどありますが・・

 で、本日(10月18日)、ようやっと軽量化した携帯工具の威力を体感するチャンスがやってまいりました。携帯工具をひっさげ、意気揚々と尾根幹で多摩境まで行って戻って小山田周回5回といういつものアホ練をやりました。速い人についていこうとするも早々に千切られたり(これはいつものこと)、途中で気持ち悪くなってゲロ味が胃からこみ上げてきたり、最後の周回で脚がつったりしながら、なんとか完走。時間とか出力とかは、いつもと同じように低レベルであることに変わりがありません。うーん、おかしい。地球の公転周期を変えるほどの軽量化をはたししたというのに。きっと、軽量化しなかったら、もっと遅くてレベルが低かったに違いありません。

 あ、ゆるふわーくすのビットホルダーですが、5mmアーレンキーとのアダプター以外はPB Swissのビットでなくても使えます。


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