2023年7月22日土曜日

毎度の無駄な買い物のご紹介(Weraのビットホルダー)

  工具の収集ですが、いまだ飽きずに買い続けています。とりあえず自転車整備用スタンドを除けば、自転車の整備に使う工具は、必要十分以上に揃ってしまいました。が、何か気になる工具を目にすると、気になって仕方がありません。その工具を使うための無理やりなシチュエーションを想像してしまいます。無理やりなので、ものすごく発生確率の低い特殊な想定なんですが、、いやいや、ものすごく特殊だからこそ備えておかねばならないなどと理由をつけては買ってしまっています。もう、道具が目的をはるかに超越してしまっていますね。そんな感じで、L型レンチのセットなんて、4つもあります。工具って、精密感があり大きさが手ごろで価格が無理をすればなんとかなる範囲に設定されているので、無駄だとは思いつつもつい買っちゃいます。この辺は文房具に通じるものがありますな。

 そんな感じで無駄買いしちゃった工具のご紹介ですが、今回はWeraのビットホルダーについてです。要は先っぽが着脱可能なドライバーの柄なんですが、先っぽとなるビットの種類を替えれば、プラス、マイナス、六角、トルクス等々、いろいろなネジを回せます。大きさが手ごろで見た目もかわいらしい。値段も無理すれば何とかなる。まさに私のために造られたビットホルダーだあ、という事で、例によって用途を考えずに買ってしまいました。磁石式ではないので、ビットを付け替えるときのチャックの精密な操作感が何とも気持ちいいです。

 が、すでにドライバーは何個も道具箱の中にあります。しょうがないので、小さくて持ち運びしやすいという特性を生かして、ビットと一緒に通勤カバンに入れて持ち運んでおりました。が、私は電車通勤&事務仕事なので、2年間で使う機会は一度もありませんでした。自転車に乗る時の携帯工具に使う事も考えたのですが、既にSwissStopのビットとゆるふわーくすのビットホルダー組み合わせを運用中で、これを変えたくはありません。モノとしては結構気に入っているので、何とか活用したいなあと考えておりました。

 すると世の中には六角の先がボールポイントになっている六角のビットが存在するらしいことが判明しました。おお、これをビットホルダーにつければ、自転車のボルトをラフに締めるときに使う事ができます。まあ。L型でもT型でもレンチを使えばよいのですが、不器用な私はL型レンチを扱うのが苦手で、普通のドライバーみたいな感じでボルトを締められないかなあと思っていたのです。力を込めて締める場合や締まっているボルトを緩める場合はちゃんとしたレンチを使い、それ以外の力を使わない状態ではビットホルダー+ボールポイントビットを使う、おお、完璧です。これならすでに保有しているレンチ群も無駄にならない・・・。

左側のスイカ模様がWeraのビットホルダー&ボールポイントビット達
ボールポイントビットはアネックスのもので5,4,3,2.5,2mmの組み合わせ
中央はトルクレンチ、右は緩める時につかうT型レンチ

 それでもって一番の問題は、せっかく道具を取り揃えてもなかなか使う機会がないという事です。とりあえず今回は、保有しているハンドルを交換することにして、その時に使ってみました。なんか、無理やり感モリモリですな。で、まあ、なんだかんだで、ハンドルの交換やサイコンの調整はできました。そして、ビットホルダー+ボールポイントビットが使えることは確認できました・・・いやまあ、使えて当たり前で、使えなかったら大変なんですが・・・。

0 件のコメント: