2016年2月13日土曜日

iQOS(電子タバコ)を吸いだして一ヶ月が経過した

ibojiです。腰痛いです。ヒマです。
今年の正月からiQOSという電子タバコを吸っています。あ、正確には「電子タバコも」でした。iQOSですが、「あいきゅーおーえす」と読むのではなくて、「いくおす」と読むらしいです。なんか、安手の電気自動車みたいな呼び名です。
そろそろタバコも飽きてきたのですが、そうかといって簡単に止められるものではありません。なので、タバコのようなもので代用ができるか試してみた訳です。電子タバコとかえらそうな名前で呼んでますが、加熱してガスを出しているので、正確には電気加熱タバコです。
で、のっけから恐縮ですが、これ、不味いです。私は主にメンソールの奴を吸ってますが、豆が焦げた味+メンソールという感じの味がします。なんとなく口臭っぽい匂いもします。不味いので、iQOSを吸った後に普通のタバコを吸うと、タバコも不味く感じます。じゃあ、タバコも電子タバコも止めればいいじゃないか、というところですが、両方、止められなくなってしまいました。私の吸い方は、朝起きた時と食事の後はタバコで、その他の時はiQOSという感じです。まあ、吸う本数がちょっと減った(1日にタバコ20〜30本→1日にタバコ4〜5本、iQOS 10本位)のと、歯が汚れにくくなったのが、不幸中の幸いという感じです。
iQOSという電子タバコはシートみたいなものが詰め込んである短いタバコのようなものを、シャチハタの印鑑みたいなヒーターで200℃ぐらいに加熱してニコチンをガス化させ、そのガスを吸引してアヘアヘ喜ぶというものなので、炭素分が酸素と化合する燃焼ではありません。そのため、タールが発生しないのが特徴らしいです。ニコチンとタールの変異原性を比べると、タールのほうが高いため、iQOSのほうが安全性が高いと言われていますが、うーん、その辺はどうでしょうか?変異原性=発がん性ではないですし、iQOSからタバコとは違う有害物質(発煙剤みたいなの)が出ていないとも限りません。でも、私は安全を求めてiQOSを吸っている訳ではないので、その辺は問題ないです。
むしろ、問題なのは、これって試作品なんじゃない?というぐらい、以下のような点で商品の魅力が低い事です。

①チェーンスモーキングができない
②吸える時間が短く、吸える煙の量も少ない
③充電が面倒くさい
④シャチハタみたいなのを掃除しなければならない
⑤味がまずく、においが臭い

iQOSは、フィリップモリスの有能なマーケッターと優秀な技術陣で開発された画期的な商品との事で、今時の小利口な秀才には喫煙者はいないですし、開発関係者に喫煙者がいなかったのではないでしょうか?まあ、その分、上述の問題点に関しては、立て板に水のようなエクスキューズが用意されている事でしょう。でも、このままでは、タバコ市場の主要顧客である、土方や水商売の紳士淑女に受け入れてもらうのは難しいと思います。そういえば、一本のiQOSで吸えるのは、6分間もしくは14回とのことです。シャチハタに”タバコもどき”を挿してスイッチを押すと、吸わない状態でも5分50秒ぐらいでスイッチがOFFになります。多分、一番長く吸おうと思ったら、20秒に一回ぐらいの割合で吸うと、長く多く吸えるようですが、20秒に一回の割合って、結構、待ち時間が長いです。タバコの主要顧客であるところの紳士淑女は気が短い人が多いから、この辺りも問題が大きいように思われます。でも、せっかくここまで来たのですから、世紀の大失敗と言われるナビスコの無煙タバコのようにはなって欲しくはありません。
多分、フィリップモリスの収益源はタバコのような部分の販売で、シャチハタ+充電器ではないと思います。いっそのこと、シャチハタ+充電器の部分はオープンにしてサードパーティーに解放してはいかがでしょうか?そうなれば、オシャレなのから、いかがわしいものまで出てきてUSBのように楽しい市場になるやもしれません。あと、清原とか押尾なんとかとかをアドバイザーに招聘するとか‥

うーん、腰が痛くてヒマなので、いつになく更新頻度が高いですな。まあ、中身がないのとネガティブなところはいつもと同じですが…。

0 件のコメント: