2022年9月17日土曜日

富士山はドーンで、鹿留林道は通行止め

  9月16日は、山伏峠を下りながらの富士山ドーンを観たくて、朝7時前に家を自転車で出発しました。本当は6時前に出発したかったのですが、まあ、いつもの通りです。富士山は時間が遅くなってくると雲に隠れてしまう傾向があるらしいので、できれば午前中に山伏峠まで辿り着きたいところです。

 で、尾根幹、鳥屋経由道で道志みちまで。平日の道志みちは下衆な自家用車やオートバイがいなくて非常に良い感じです。なるべく早く山伏峠に行きたいところですが、いつまでたっても道志七里が終わりません。やはり道志みちは長かったです。そんな感じでなんとか11時過ぎに山伏峠を登り終えて、山中湖への下りで富士山ドーンを観る事ができました。おお、黒々とした立派な富士山です。ちょっと雪があったほうが富士山らしい感じもしたりしますが、まあ、贅沢いいますまい。

念願の富士山ドーン
電信柱が邪魔ですね。

山中湖まで行っても富士山は雲に隠れずでよかったです。

山中湖からの富士山

 その後、山中湖を半周くらい走り、セブンイレブンで休んでから、忍野方面から二十曲峠へ。二十曲峠は富士山の眺めが良いことで有名らしいです。行ってみるとものすごく立派な展望台が設置されていました。

二十曲峠からの富士山
だいぶ雲がかかってきました。
しかし、富士山ってどこからみても同じように見えちゃいます。

二十曲峠の展望台
ものすごく立派でした。
お金をとられるんじゃないかと思っちゃいました。

 事前のあやふやな情報では、二十曲峠から先の鹿留(ししどめ)林道は通行できないようで実は通行できるという事だったので、ゲートの脇を抜けて行ってみる事にしました。ここからは頭上には電線が無いので、しばらくは人家や人工物が無いという事になります。で、道のほうは、落ち葉、落ち枝、落ち石だらけで、しばらくの期間手入れされていない様相を呈しています。かなりワイルドで、ここでは自分が異物的な存在である事を意識してしまいます。

二十曲峠から鹿留方面への下りの道

 道はどんどん下っていくのですが、なかなか終わりが見えません。かなり下ったところに木造の橋がありました。道はここから鹿留川に沿うようになります。

鹿留林道の虹の木橋
たぶん通行量はものすごく少ないと思います。
なんか、ちょっと無駄に立派で、税金の無駄使い感満載。

で、先は道がだいぶ良くなったので、核心部はもう抜けたかと思ったのですが・・・


 なんと立派に工事中でした。鑿岩機がついたユンボで岩をガンガン削っています。ものすごい音です。しばらく待ったのですが、作業が終了する様子はありません。ユンボのオペレーターは後ろ向きで作業しているので、私に気がつきません。声をかけても、全然聞こえないようで、オペレーターの反応がありません。たぶん、がっちり耳栓をしているのでしょう。このままだと3時のおやつの時間まで作業は終わらなそうな感じです。ううう、せめて暗くなる前に高尾あたりまで戻っておきたい・・で、自転車をかついで迂回できないか探してみたところ、仮設の細い橋が川にかかっている事を発見。一度川を渡って山道と河原を歩いて下り、再度、仮設の橋を渡れば工事箇所を迂回できました。とはいっても橋は貧弱で細いし、靴にはクリートが付いているので、めちゃくちゃ滑ります。強烈にビビりながらなんとかエスケープ出来ました。ううう、普段使わない筋肉を使ったのでなんか激しく疲労してしまいました。

鹿留川の仮設橋
エスケープルートがあっただけでも良かったという事で。

 ここをエスケープするのに1時間以上時間がかかってしまい、道に戻ったのは14時半ぐらい。

 その後は、東桂から都留まで行って都留バイパス経由で雛鶴峠を越えて秋山村を抜け、日蓮から甲州街道、町田街道、尾根幹と繋いで帰宅しました。明るいうちに大垂水を越えられたのでホッとしましたが、帰宅ラッシュの町田街道や暗くなってからの多摩サイは恐ろしかったです。結局家にたどりついたのは、19時半を過ぎていました。

 今回のサイクリングは前半の富士山ドーンがよかったのですが、鹿留林道はちょっと余計でした。鹿留林道は工事が完全に終わるまではオススメできません。

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