2025年3月2日日曜日

しょんべん女郎か、頻尿爺か

  本日3月2日は日曜日ということで、明日からまた会社に行かねばならなくて憂鬱なんですが、日曜日は「べらぼう」の日でもあるので、まあ、なんとか乗り切れる感じです。

 で、今週のべらぼうはいろいろな騒動もありながら、鳥山検校が瀬川を身請けするという回でした。瀬川が客と性行為をしているのを蔦屋重三郎に見せつけて恋心を諦めさせたり、足抜けしようとした女郎を折檻したりで、女房様いわく、忘八のダーティーな側面をみせつけられる回、とのことで、まあ、そんな感じでした。

 その中で特に恐ろしかったのは、「このしょんべん女郎があ!」と毒づきながら、足抜けしようとした女郎(うつせみ)を折檻する遣り手婆の女優でした。この遣り手婆役の女優は、女房様に言わせるととても美人で品のいいトレンディドラマの女優さんらしいのですが、芸能人に疎い私には、従業員に保険金をかけていびり殺す女経営者のような役ばかりやっているVシネマの専属女優としか思えません。どうでもいいけど、すげー迫力です。この遣り手婆が私を毒づく場合は、「この頻尿爺があ!」と恫喝するのでしょうか?うーん、それだと事実をありのままに言っているだけになっちゃいますね。

 まあ、そんなヘビーな展開の中で、心安らぐのは呑気な蔦屋重三郎の義兄の存在です。今回は下手くそな三味線と小唄を始めていました。私の死んだ父も私が小さかったころに小唄をやっていたのを思いだしました。ありゃ聞いているのがいたたまれなくなるぐらい下手だったなあ・・・。


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