2012年6月9日土曜日

仙台に行って、長茄子の漬け物と笹蒲鉾とゆべしを購入する

昨日と本日は、仙台で3/4くらい物見遊山の出張。昨日は勉強会の後、宴会&カラオケで美味くない料理を肴を酒を飲む。宴会コンパニオンにお酌をされるのは生まれて初めてだったので、感慨もひとしおであったが、なんというかコンパニオンの方々は田舎のスナックのママとバイトのホステスみたいな感じで、まあ、スナックから温泉旅館に場所が替わっただけという感じがしなくもない。という訳で、全日本の試合は観られなかったが、大勝したらしいので、よかった、よかった。
で、本日は勉強会が終わってしまって残りの3/3なので、本格的な物見遊山となり、マイクロバスでニッカウヰスキー仙台工場、青葉城、閖上復興市場と巡る。私は旅行が嫌いなので、こういう本格的な観光は久しぶりであったが、久しぶりだから楽しいかといえば、まあ、なんというか・・。ニッカウヰスキー仙台工場では発酵と蒸留の過程を見学したあと、試飲。他の参加者はえらく盛り上がっていたが、私はそれほど酒が好きではないので、どうでもよかった。が、とりあえず、一番高いウイスキーとアップルワインというものを飲んでしまう。アップルワインというのは甘くて飲みやすかったが、アルコールが22%も入っているので、調子にのると危ない感じ。ここで職場への儀礼的なみやげに、ニッカウヰスキーのクランチチョコを買ったが、おまけに缶入りハイボールを2個も付けてくれた。私は通常、職場へのみやげは重量が軽くて値段の割に見ための大きいものを選ぶが、ハイボールを2個ももらってしまったため、この目論みはもろくも崩れさってしまった。その後、青葉城に行き、大量の観光客にうんざりしながら、ビールを飲みながら昼飯を食べる。どうも今回の旅行は飲んでばかりであった。その後、閖上復興市場へ。途中、震災の爪痕がまだ残っている地区を通った。がれき処理は一通り済んではいたが、さあ、これからどうしようか?という感じ。まだまだ、復興は大変そうであった。なにより、この時期に農作業をしている人の姿が一切見られなかった。塩害やら地盤沈下やら嫌世感やらで、農作業が出来ないのであろう。田んぼや畑は荒れ野原になっていた。そんな感じで閖上復興市場に行ったので、さあ、地元の物を買うぞ、という意気込みで乗り込んだのであるが、観光客向けのものは少なくて、地元の人のための仮設商店街と言う感じであった。で、結局、ちょっと無理矢理気味に閖上でつくったという笹蒲鉾を購入。その後は、仙台駅まで行って、解散となった。仙台駅では、クルミゆべしと長茄子の漬け物も購入。旅行(というか出張)に行ってもほとんど土産物を買わない私が、今回は結構いろいろ購入してしまった。帰りの新幹線は「はやて」に乗れたのが、ちょっとうれしい。「はやて」のシートは結構快適なので、すぐに寝てしまい、気が付いたら大宮を過ぎていた。仙台→東京が1時間半である。うーん、下手に東京近郊に行くより、仙台まで「はやて」で行ったほうが早い。
で、家に帰ってから閖上の笹蒲鉾を食べたが、歯ごたえがブリブリしており、かなり美味い。長茄子の漬け物とゆべしは以前から好きだったので、やはり美味い。私にとっては温泉旅館の田舎風割烹料理より、こういうもののほうが、ありがたいんだけどなあ。

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