当初はバイオリンのような色合いにしようと思っていたのであるが、側板に塗ったニスが乾かないうちにヤスリをかけた事と刷毛から抜けた毛を取ろうとして塗膜を指で傷つけてしまい、その部分にまたニスを重ね塗りした結果、ムラムラになってウェザリングしたようになってしまった。本当は、側板の塗装をはがしてもう一度やり直せば良いのであるが、もはやそのような体力は残っていない。とりあえず現状では、火事場仕様でいいやということになってしまった。今回のことで学習した事といえば、自分の不器用さと、老眼がさらに進行した事と、コンパウンドをかけるのは素人でも楽しいということと、無精なくせに女房様は大工仕事が巧い(少なくとも私よりは)ということである。
長谷弘工業のWebを観ると、このスピーカーのバッフルに塗装をすると音が変わってしまうと書いてあったが、塗装後の音を聴いてみても、私には違いが良く分からなかった。まあ、私は寄る年波で可聴周波数が狭くなっており、12KHz以上の高音が聴こえないジジイであるから、微妙な音の違いはそもそも分からない。で、結局、バックロードホーンのスピーカーはどうかといえば、美しく聴こえるのは、楽器の数の少ない音楽(アコースティックギターのブルースや弾き語り、ボサノバなど)やフランジヤーやリバーブが効いていてディストーションの少ないギターなど。そして、何となく音に立体感があるような気がする点(原理上低音が少しだけ遅れるせいか?)も良い。一方、ディストーションやファズの効いたギターなんかは迫力に乏しくなってしまう。多分、メリハリの効いた音楽は苦手な感じがする。私はクラシックを聴かないので試聴していないが、弦楽四重奏などは得意で交響楽が苦手といった感じだろか?でも、ジミヘンやジェフベック(ライブワイヤードなど)などは結構美しく聴こえた。よくわからないけど、再生が得意なものと苦手なものとの違いが激しい感じ。とりあえず音楽環境の整備はこれで一段落(色塗りではこけたけど・・)、次はiPhone5の入手だな。
今週末のサッカーでは、J1は仙台が勝って、広島は引き分けた。うーん、広島も決して嫌いではないが、仙台には頑張って優勝して欲しい。で、J2のほうは、JEFが勝って4位に浮上。このぶんでいけば、もしかしたらJ1に復帰できるかも。
塗装前 |
塗装後 |
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