2012年10月28日日曜日

黒ウーロン茶の脂肪吸収抑制はなんだかなあという事と仙台の引き分け、大宮の残留魂

本日(というか昨日)は、久しぶりに寝ている間に脚が何度かつり、二度寝、三度寝してしまい、起床時間が9時を過ぎてしまった。なんだか身体が怠く、脚の調子も良く無いので、自転車は休み。そういえば、この夏は自転車に乗る度に脚がツルのを、暑さと加齢のせいだと思い込んでいたが、寝ていても脚がツルということは、別にもっと根本的な事に要因があるせいではないかと、思い当たる。まあ、いまさら思い当たるなよという感じではあるが・・。ああ、芍薬甘草湯とか飲まないとだめかなあ。

思い当たるといえば、この前文献検索をしていて、黒ウーロン茶の脂肪吸収抑制(リパーゼの阻害)に関する文献に出くわしてしまった。二重盲検定において、黒ウーロン茶を摂取していない場合に較べ、大便中に2倍位の脂肪が検出されたそうで、脂肪の吸収を抑制するという効果が示されたと結論していた。2倍というと大きな感じがするが、検出された脂肪の量はたしかmgオーダーだったから、全体の量としては極めて微量である。この結果から、飲めば痩せるというのは、結構無理がある。サントリーの宣伝が「脂肪にドーン」とか抽象的なのは、考えているなあ、と思い当たった。まあ、そもそも黒ウーロンは特保飲料なので、効果を宣伝することはできないが・・。もし同じ物を同じ分量だけ毎日食べていても太ってしまうヒトが、脂肪の吸収を抑制して痩せようとすると、脂肪吸収のスピードより分解のほうが早くならないといけない。多分、黒ウーロン茶で、そのくらい抑制しようとすると、非現実的な量を摂取する必要があるだろう。もし、10日で1kg太ってしまうヒトに対する栄養吸収抑制効果が10%だったとしても、そのヒトが同じ物を同じ分量だけ毎日食べていても太ってしまうヒトであれば、1kg太る日数が11日になるだけで、太る事には変りが無い。なんだか、特保というのは「痩せたいけれど、運動はしたくないし、今までと同じ量を食べ続けたい」というヒトの心理状態に巧くつけ込んだマーケティング商品で、石原慎太郎と同じくらい小狡い感じがする。当たり前といえば当たり前だけど、本当に痩せようと思ったら、食べる量を減らすか、運動するか、命に関わる位の肥満であれば、栄養吸収を阻害する薬剤を服用するしかないということになる。まあ、稀に特保を摂取したら下痢して痩せましたという場合もあるかもしれないが・・。
などと、思い出していたら、14時になってしまい、仙台vs磐田をテレビで観戦した。仙台が先行したが、後半になって磐田に一瞬の隙を突かれて、引き分けに終わった。広島も引き分けたので、J1の首位争いはまだまだ混戦である。ガンバも引き分けたので、降格争いのほうも熾烈である。しかし、大宮は毎年のことながら、シーズン終わりの降格争いになると力を発揮する。大宮のファンにとっては、このギリギリ感がたまらないのであろうなあ。

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