「全てのサイクリストに私が伝えたい事」というほどの事でも無い事

今年の5月に腰を痛めた時に自転車に乗れなくなり、焦燥感にかられてすね毛を脱毛しました。その後、なんと無く剃毛マニアっぽくなってしまい、腋毛、腕毛、指毛などの体毛を剃ってしまい、6月には残る体毛はチン毛とケツ毛のみとという状態になってしまいました。うーん、チン毛とかまで剃ってしまうとちょっと行き過ぎな感じもしましたが、誰に見せる訳でもなし、ヨーロッパのアスリートは皆んな剃っているというし、香川真司もドイツに行って始めにやった事といえばチン毛剃りだったというし、香川がやるなら俺もやらねばという感じもするし、という事で6月の中頃にチン毛を剃ってみました。
剃ってみるとチン毛を剃るという事は結構大変で、いきなりカミソリでは剃れないので、始めにハサミで短くカットしてから、カミソリできれいに剃りました。ただ、金玉に生えてる毛とか肛門に生えてる毛とかはカミソリでは剃れないので、玉に生えてて見える範囲のヤツをハサミでカットするにとどめました。上記の作業をやってみて分かりましたが、チン毛って普段は縮れているので全体の長さが把握できていなかったのですが、伸ばしてみると結構長いです。下手すると髪の毛より長いかもしれません。長い髪の女性がショートカットにした時の心境ってこんなものかしら？ちょっと違うような感じもしますが…。剃った直後に自分の股間をみるとかなり違和感を感じます。部分的に黒ずんでいるところもありますが、なんか小学生男児みたい。かわいいといえば言えなくもありませんが、気色悪いといえばその通りです。なんというか、あられもないという感じがぴったりです。
で、そんな状態で自転車に乗ってみると、結構快適です。なにしろ毛がないので、チンコにチン毛が絡まって毛切れを起こすという事がありません。この時点では「全てにサイクリストに私が伝えたい事」というタイトルで、「すね毛を剃るよりチン毛を剃りましょう」という記事を直ぐにブログにアップする気になっていたのですが、せっかく身を呈して始めた実験なので、もうちょっと長期的に試用してみようという事になりました。
そこで、自転車に乗ってシャワーを浴びた後に剃った部位を観察してみると、毛穴のところが赤くなっていました。カミソリ負けみたいな状態です。それを放置して2〜3日するとかゆみとチクチク感が襲ってきます。そうなるとたまらないので、また剃ります。また、毛穴が赤くなって…という繰り返しを1ヶ月ほど続けました。私はヒゲを生やしていないので、ヒゲとチン毛の両方をそらないといけなくなり、かなり面倒になりました。また、剃っていれば少しは皮膚が丈夫になるかと思いましたが、1ヶ月ではダメなようです。それに、脚の付け根の皮膚や亀頭などの位置によってはちょっとだけ生えてきたチン毛で擦れて、我慢できないほどチクチクする時があり、思わずパンツに手を突っ込んで位置を修正したりしちゃいました。このままでは平穏な社会生活が送れなくなりそうなので、チン毛を剃るのを7月の中頃にはやめました。剃るのを止めれば、カミソリ負けのかゆみは無くなるのですが、チクチクのほうは止まりません。むしろ毛が伸びるにしたがってチクチクは強くなります。なので、この一ヶ月ほど、結構チクチクに悩まされました。現在ではチン毛が大分伸びてきたので（長さが5mm以上）、チクチクはかなり減りました。
興味本意に始めた剃毛生活ですが、あまりにひどい毛切れに悩んでいる場合を除いてオススメはできません。毛を剃った直後の爽快感をどうしても維持したいという場合には、エステとかの専門店で永久脱毛をしたほうが良いかと思います。私の場合はあの爽快感を維持するために高いお金を出すのは、経済的に不可能です。
うーん、結構意を決してチン毛を剃ってみたのですが、なんだか、凡庸な結果になってしまいちょっと不本意です。おまけに記事が長くてくどいだけでちっとも面白く無いのが寂しいです。まあ、いつもの事ではありますが…。