平日の裏ヤビツは最高でした

 　本日（9月29日）は金曜日なり。されど爺は休日でした。せっかく気温も下降傾向なので、早朝から自転車で出かけるつもりだったのですが、家を出たのは８時を過ぎてました。あまり気分が優れない感じでしたが、とりあえず矢野口まで行きました。ローソンでハムカツサンドを食べたのですが、なんだか胸につかえて気持ちが悪くなっちゃいました。

　その後、ヨボヨボと尾根幹を走っているうちに、気持ち悪さは薄らいだのですが、胃のあたりに結構な違和感を感じます。ポカリを飲んでも胃につかえて、もたれる感じ。そんな感じなので、頑張ってペダルを漕ぐという感じになれず。小山田周回の入り口までは行きましたが、工事をしているのを見たらうんざりしてしまい、そのまま多摩境まで。こういう時は光明禅寺のお地蔵さんでも見たら気が晴れるかもしれないと思い、とりあえず橋本経由で光明禅寺まで。萎れたコスモスとお地蔵さんの写真を撮っていたら、だいぶ胃の方もよくなってきました。

光明禅寺のお地蔵さんと萎れたコスモス
お地蔵さんはちょっと斜めに立っているように見えますが、
鉛直に立っているのかな？

　その後、宮ヶ瀬湖までいってなんとなく周回してしまい、ついでだから久しぶりに裏ヤビツに行こうと思い立ち、信号を右折してヤビツ方面へ。

宮ヶ瀬からヤビツへの道に入ると、とたんに光が柔らかくなり、そして呼吸がしやすくなったような感じがします。中津川の水の青さとミストをたっぷりと含んだ空気の涼しさ。ウネウネと蛇行しながらゆるい傾斜で高度を稼いでいく道。派手な景色があるわけではありませんが、全てが適度に調和しています。

中津川だと思うのですが・・
本谷川の合流地点より上流は、
藤能川とか布川とか名前が変わるようです

　今週は何だかストレスが多かったのですが、そのストレスがどんどん浄化されていくのがわかります。ああ、いいなあ、と思わず口元が緩んでしまいます。醜悪な年寄りが、薄ら笑いをうかべながらヨロヨロと自転車を漕ぐ様は、はたから見たらさぞかし気味の悪いものだったと思います。が、大丈夫。今日は平日で、人がほとんどいません。あああ、平日の裏ヤビツはすばらしい。という感じで、ヤビツ峠まで行き、同じように薄ら笑いながら、宮ヶ瀬まで戻りました。ヤビツ峠直下の温度計は21℃でしたが、宮ヶ瀬は28℃でした。下りの多い帰り道はちょっと寒かったです。

途中ではススキの穂が伸びていました。

　その後は、橋本、尾根幹経由で16時半過ぎに帰宅しました。

　ヒルクライムの練習だったら表ヤビツなんでしょうが、精神的な充足感だと裏ヤビツですね。胃の調子がよくなかったので、途中で帰ろうかとも思ったのですが、行っておいてよかったです。