2018年4月7日土曜日

良いと思った風景を画像にするのは難しい

 4月7日は、野猿街道、大垂水、棡原経由で風張峠に行くつもりでした。7時に起きて9時近くに自転車で家を出ました。

 裏和田と棡原との分岐の手前にラピュタ坂の入り口らしきところがあったので、見るだけという感じで脇道に入ってみました。細くて路面が荒れてて急な坂が続いていたので、つい登り始めてしまい、後輪の空転や前輪の浮き上がりを抑えながら登って行くと、民家にたどり着いたところで舗装が途切れてしまいました。おろ、竹の子センターや鳥居がありません。うーん、違うところを登っていたようです。ゲー、エネルギーを無駄に使ってしまったと思いながら引き返して、またぞろ坂を登り始めると腰の奥がピキピキと痛い。急坂で変に力んでしまったからでしょうか?うーん、このところ心拍を上げてゼーハーいうような乗り方をしてこなかったので、この日はハルヒルに向けてちょっと無理してマゾ調教というかマゾオナニーをしようと思っていたのですが、腰がこうなってしまうと無理ができません。
 その後は、腰をかばいながら棡原まで行って、お気に入りの三叉路で一休み。とりあえず、腰を伸ばしたりクネクネさせてみたりします。うーん、やっぱり棡原はいいなあ。急な山道を超えて平地がちな棡原に入るとホッとします。ここで帰ろうかとも思ったのですが、戻ったところで坂を登らねばならず、それだったら上川乗まで行こうという感じでノロノロと坂を登りました。
 甲武トンネルの手前の東屋のところで、暗い雲の切れ間から差し込んだ日光に照らされて銀色に霞む幻想的な富士山が見えました。なんか琳派の絵師が描いた日本画のようです。うおー、すげーとか、単純でアホみたいな言葉をつぶやきながらiPhoneで画像を撮りました。私は老眼なので、iPhoneだと画面が小さすぎて取れた写真をディスプレでほとんど確認できません。とりあえず、何枚か適当に撮って、その後は上川乗まで。腰の調子が良く無いので風張峠は断念して、そのまま下って多摩サイ経由で帰宅しました。
で、帰宅して幻想的な富士山の画像を確認したら、どこに富士山が写っているのか分からない画像ばかり。うう、あの幻想的な富士山があ…。かろうじて富士山らしきものが確認できる画像が一枚ありましたが、あの感動的な風景とは別物です。やはり見たものを画像に撮るというのは難しいですね。次世代のデジカメは、人間が観た通りに画像にできるようになるのでしょうかねえ?


感動した幻想的な富士山、とは別物になってしまった画像
トリミングしてもダメなものはダメですね。


棡原の風景
写真が悪いので棡原の良さが伝わりません。

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