とりあえず暑かったこととパンがまずかったことしか覚えていない

 　本日（８月１１日）、天気予報で「ものすごく暑くなるから庶民は家にこもってじっとしていなさい。」とさんざん言われてしまったのですが、「この程度の暑さで、最近の若い者は情けないのう。この俺様が昭和のツッパリ魂を見せてやるからな」と息巻いて7時頃自転車で家を出ました。

　とりあえず、矢野口まで行って朝飯を食いながらどこに行くか考えたのですが、暑そうなのでなるべく高所で涼しげなところがよかろうということで、何となく風張の方へ行く事にしました。で、多摩サイ、五日市街道、桧原街道とつないで、檜原村役場まで。すでにこの時点で令和の天気予報の偉大さを痛感し、家から出た事を後悔しています。

檜原村役場前にて
きっちり夏空です。

　実は、密かに本日は風張峠まで１時間２０分で登るという身の程しらずの目標を設定していたのですが、村役場を出て最初の坂で本日の目標は足付き無しで風張峠まで登る事に変更しました。その後、どんどんヨレヨレになって数馬の湯で水分補給という名目で結構ゆっくりと休憩してしまい、本日の目標を風張峠に辿り着く事に再度変更してしまいました。で、なんとか風張峠までは辿り着いて、その後は何故か奥多摩湖方面へ降りてしまい、ついでに小菅方面へ転身してしまいました。どうも暑さで頭がおかしくなっていたようです。

　今日は原始村への分岐点に在る「チャーちゃん饅頭」の店舗が開いていたので、ちゃーちゃん饅頭（中身はあんこ）とネギ味噌饅頭を買って食べました。皮は饅頭とおやきの中間みたいな感じ。あんこは甘さ控えめであんこ初心者の私にはありがたかったです。で、一番美味かったのはサービスでもらった梅干しでした。これが容赦無くしょっぱくて酸っぱい。口に入れた途端に目が覚めました。まあ、ここで何か腹に入れなかったらとこかで行き倒れてただろうと思います。

ちゃーちゃん饅頭
後ろにぼやけて写っているのが店舗です。

　その後は鶴峠から棡原経由で四津屋商店まで。ここで、パスコの「胡椒もちっとパン」を購入。かなり逡巡して購入したのですが、うーん、濃い味でなんか独特に生臭い感じがしますが胡椒はどこに行ったという感じ。うまいかどうかは別にして日持ちはしそうです。

胡椒もちっとパン
生臭さはネギ由来かもしれません。
こうして見ると結構うまそうですが・・・

　その後はヨレヨレと裏和田を登って浅サイ、多摩サイと繋いで帰宅。多摩サイでは良い感じの風が吹いていたので、それほど頑張らなくても進むのでありがたかったです。そんな良い感じの風を逃したくなかったので、本日は帰りに矢野口に寄らなかったのですが、なんとなく終わった感じがしません。心はいまだに多摩サイを走っている感じです。

帰り道の浅サイにて
富士山方面は強烈な入道雲がかかってました。
熱帯低気圧の影響でしょうか？