2022年8月14日日曜日

逆コースで鶴川の広大さを思い知る(表和田、棡原、鶴峠、小菅村、風張峠)

 8月13日の台風は思ったより弱々で、一瞬大雨を降らせたかと思うとすぐにいなくなってしまいました。なので、8月14日はすっきりと晴れる日になると予想したのですが、朝起きてみるとなんか曇ってジメジメした気候でした。昭和の頃は台風がすぎると「台風一過」といってカラッとした良い天気になるもんだったんだよ、などど文句を言いながら朝6時に自転車で家を出ました。この日は表和田、棡原、鶴峠、小菅村、風張峠と回るコースで8月11日の逆コースに行くことにしていました。

陣馬高原下の山下屋ではお嬢様聖水が飲めるようです
「飲酒運転になっちゃうから残念ながら飲めないな」
「ダイジョブ、ダイジョブ、小便だから」
・・・ということでは無いようです。

 この日の私の密かな計画は表和田を200Wキープで登るという個人的にはかなり大それたモノだったのですが、傾斜が急になってくるとファイナルローでも回せなくなりあえなく失速してしてしまいました。その後は150Wぐらいしか出せません。

 うーん、やはり老化で筋力が低下しておりヒルクライムとかはもうダメなんだろうなあ・・でもギヤをもっと軽くしたら少しは行けるかも・・・それにしても疲れたゼイゼイ・・などと思いながら和田峠に辿り着いたら、いきなりどこかのジジイが飛び出してきました。ので、うわあうわあと急ハンドルで避けて冷静にサイコンのラップボタンを押しました、つもりでした。

 その後は裏和田を下り、棡原のせきもと商店で一休み。ここで、自転車乗りの人と少し歓談。なんか久しぶりに女房様以外の人と話をした感じ。山崎の「大きなコロッケパン」を何とか食べ終わったあとは、鶴峠へ向かうべく県道18号を登ります。いつもはこの道を下っていたので苦しむことはあまりなかったのですが、逆に登るとなるとかなり長い。傾斜が急なところも何箇所かあり、予想通りかなり苦しみました。鶴川の谷はやはり広大です。

鶴川の谷
何となく画像の意図が不明ですが、
鶴川が広くて深いことを表現したいらしいです。

 長作まで行って公園で水浴びをしてから鶴峠へ登り、一休みしているとアブがしつこく襲ってくるのでしかたなく自転車に乗って下って登って小菅村まで行き、ついでに奥多摩湖畔まで。ここからは旧奥多摩有料道路を登って風張峠まで。この日は警察車両が巡回しておりローリング族はなりを潜めたようですが、何台かの特攻隊みたいなのが爆音を轟かせて走っていました。旧奥多摩有料を奥多摩湖側から登るのは久しぶりだったのですが、登りが終わったように感じる月夜見駐車場から本当に登りが終わる風張駐車場までの区間が結構長くて登りが辛くて、思わず悪態をつきまくりました。風張峠にたどり着いた後は、檜原街道、多摩サイとつないで帰路につきました。ちょっと寄り道したい感じもしたのですが、落ち着いて大河ドラマを観るための時間的な余裕が欲しかったので、まっすぐ帰宅しました。

 で、家の近くまで戻ったところでサイコンを確認したらデータが取れていないことに気がつきました。どうやら和田峠でジジイと遭遇した際にビビってサイコンのボタンを押し間違えたようです。何が「冷静にサイコンのラップボタンを押しました」だ。最近の唯一の楽しみといえば、Stravaのフィットネスが上がることだけだったのに・・・。

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