認めたくなかったけどバナナジュースが美味かった

 　iBojiです。仙川の駅構内の「バナナスタンド」という店でバナナジュースを売っています。この店は元証券マンが始めたチェーン店だそうで、新しい店をドンドン出店し、売れなかった店はドンドン潰しているそうで、いまのところはプラスな経営状態であるそうです。このバナナジュースは職人の経験とか匠の技とかいったものとは無縁で、マーケティングの観点から効率を追い求めてメニューや製造方法を考えているそうです。私は「マーケティング」という言葉を聞いただけで虫唾が走るので、「こんなものうまい訳なかろう、俺は絶対に飲まない」と思っていました。

　で、ちょっと前に仙川で突っ張り棒を買いに行った際に、喉が渇いて我慢できなくなり、つい買ってその場の飲んでしまったのです。で、これが強烈に美味かった。疲れて喉が渇いている時に、最高の一杯でした。くやしいですが、その後は仙川に用事がある時には、大抵バナナジュースを買って帰る事になってしまいました。

　本日は女房様が用事で仙川に行ったので、やはり買ってきました。普通のバナナジュースと青いバナナジュースという奴です。青いバナナのほうが値段は高いのですが味が薄いので、居酒屋舌の我が家では普通のバナナジュースが一番という事になりました。

　職人の経験だろうが冷徹なマーケティングだろうが、提供されたものを自分が美味いと感じられればそれで良い訳で、ちょっと嵌められてるような感じがしてシャクですが、美味いと感じてしまうので、まあ良しとしましょう。