2023年5月15日月曜日

安中榛名駅は派手に地味でした。

  今年もハルヒルに参加しましたが、ホテルの隣の部屋の奴がセックスをおっ始めた事を除いて、特に変わった事はありませんでした。もっと派手でネタになるような事はないかなあと考えた結果、「新幹線の秘境駅」という派手な呼び名の駅から帰宅する事を思いつきました。

 今までは、ハルヒルが終わってから自転車で高崎まで行って、物陰に隠れてフリチンになって着替えて新幹線でかえっていたのですが、今回は「安中榛名」という北陸新幹線の秘境駅から帰る事にしたのです。名前に「榛名」という字が入っているのだからすぐ近くじゃろ、という安易な思いつきだったのですが、急遽決めた事なので安中榛名駅への方向や道順がわかりません。スマホで調べれば良いのですが、老眼鏡をリュックの下のほうに入れてしまったので、取り出すのが億劫なのです。で、会場いた二人の若い警備員に「安中榛名駅に行くにはどうすれば良いですか?」と聞いたところ、「いやあ、二人とも地元なんですがわかりません」と明るく答えてくれました。げへ。で、別のところにいた違う制服の警備員(警察官?)に聞いたところ、「高崎と反対方向に向かって走ると看板があるので、その指示に従って進んでください。トンネルの先です。」と教えてくれました。

 教えてもらった通りに行くと道は川沿いになり、そして川から離れ、どんどん登り始めます。あのおー、さっきまで登っていたので今日はもう登りは結構なんですがあ・・・という感じでズンズン登らされ、まだですかあと思ったころに辿り着いたトンネルを2つ抜けた先をさら延々と登らされ、だいぶ不安になってきた頃に、ようやっと視界が開けて、広々とした広場と住宅街とそしてピンク色の看板の駅にたどりつきました。榛名支所からの時間や距離は測ってなかったのでわかりませんが、例えるとすると、朝日馬場から雛鶴峠までといった感じです。すいません、余計わかりにくいですね。

安中榛名駅全景

駅構内
秘境駅というには中途半端に人がいます。
改札にいる人はハルヒル帰りの人です。

 ようやっと辿り着いた安中榛名駅ですが、秘境駅というぐらいなので人気の全く無いキリコの絵みたいなところを想像したのですが、なんだか中途半端に車や人の出入りがあります。これだったら桜ヶ丘団地のほうが人気が無いのではないでしょうか?駅の感じは武蔵野線とかにありそうな規模と感じの駅で、これといって特徴のない駅です。

 次の東京行きまで1時間ぐらい時間があるので、駅の周りを散策してみました。駅の周りには広々とした住宅街が広がっています。商業施設は何もありません。山の上なので、晴れていれば妙義山や赤城山などの絶景が広がるのでしょうが、あいにくと小雨が降る陰気な曇りなので、あまり有り難みがありません。秘境駅というには人気が有り過ぎで、かといって何かを観たりしたりできるもの訳でもなく、なんというか、部外者には有り難みが全くない不便で地味なだけの山の中の駅です。そういえば、駅構内の売店で釜飯を売っているらしいのですが、私が訪問した日は販売中止でした。

駅の近くの施設
近くといっても結構な距離があります。

遠景
これは妙義山でしょうか?

 派手を求めて出かけた安中榛名駅でしたが、何をしたかといえば、雨に降られて、待合室で自動販売機で買ったお茶飲んで、トイレでシッコをして帰ってきただけという事になりました。

 ううう、なんか派手に地味な結果で終わってしまった。

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