2011年8月7日日曜日

若い頃のオシャレは思い出さないようにしよう。

 先週は、金曜日まで適当に仕事をやっつけ、金曜日の夕方、自転車を車に積んで大山・蒜山方面へ移動。たぶん、関東の人は「おおやま・にらやま」とか「だいざん・にんにくやま」とか読んでしまうかもしれないが、「だいせん・ひるぜん」と読むそうで、岡山と鳥取の境にある高原の地名である。 
 この日は蒜山の休暇村に宿泊したが、休暇村は韓国からの団体旅行客で満員。食事は品数が多いだけの安っぽいバイキングで、あれでは、わざわざ韓国から来た人たちがかわいそうな感じ。風呂も汚くて昭和40年代の雰囲気のもので、その中に韓国語が飛び交い、なんだか不思議な感じ。これも一種のグローバル化かな?韓国からの団体旅行客のパワーに圧倒され、その晩は同行の某氏と「日本人と比べると、韓国人はパワフルであることよのう」と嘆き合った。が、このままでは日本の将来が危ぶまれると思ったのか、同行の某氏は就寝すると、すかさず日本の底力を示すべくパワフルにイビキかき始めた。うう、私に対して底力を示さなくてもいいのですが・・。 
 という訳で、ほぼ一睡もできずに翌朝6時から、朝飯まえに、蒜山高原自転車道一周に出かけた。が、睡眠不足でぼんやりしていた私は、自転車を組み立てる際に後輪のクイックを締め忘れてしまい、Uターンする際に後輪が外れて落車してしまった。うう、ケツいてーよう、とか文句を言いながら、とりあえず、蒜山高原自転車道一周した。まあ、景色のよい風景の中で車を気にせずに自転車にのれるのは楽しい。 
 で、例によって安っぽいバイキングの朝食を摂り、その後、蒜山・大山スカイラインを通って、大山寺までツーリング。山岳地帯なのでアップダウンが激しいため結構つらいが、それがまた、楽しい。高原というだけあって、気温もそれほど高くなかった。帰りも同じコースをたどって、蒜山まで戻った。うーん、車があれば、こういう自転車の乗り方もできるのか。ちょっと、うらやましいけど、車はいらない。というか持てない(駐車場が高いので)。 
 で、その後、真賀温泉という湯治場に行ったが、ここはものすごく古くてボロい味のある風呂場で、かなり気に入ってしまった。なにしろ入浴料が150円である。まあ、そういう意味でも秘湯と呼んでもいいのかもしれない。その後は岡山のビジネスホテルに宿泊。その日は岡山県民が待ち望む、年に一度の大花火大会で、普段閑散としている岡山駅周辺が、駅前といわず、路地といわず、そこらじゅうに人があふれていた。当然、若者はこの日に青春のたぎりの全てを賭けている訳で、オシャレを通り超して、仮装状態に到達してしまっている若者が多いのが楽しい。特に男の子に楽しませてくれるのが多い。が、岡山県の花火も青春も、私のようなシオシオ老人には関係ないので、ビールを飲んでつけ麺を食べて10時頃には寝てしまう。 
 という訳で、本日、帰宅しました。東京はいきなりゲリラ豪雨。うう。

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