2011年10月9日日曜日

表尾根の若人よ、山道は登り優先です。

昨日は、ここ数年の年中行事になっている某ちゃんとの丹沢表尾根ハイキング。某ちゃんといっても飲み屋の女の子では無く、40過ぎのオッサンである所が物悲しい。さすがに丹沢で一番メジャーなコースなので、山ガールとかの若人が多い。父親に連れてこられた小学生位の男の子が「パパが騙した〜」と泣きながら文句を言いつつ山道を登っているのが激しくかわいい。男子たるもの、幼少においては父親に騙され、年頃になれば女に騙され、社会に出れば、飲み屋や風俗や女に騙され、そして年老いていく。騙される事が男の一生だ、騙されてこその人生だ、と心の中でエールを送った。まあ、男の一生はどうでもいいが、最近の若い人達は、挨拶とかゴミをちらかさないとか、皆さんマナーがよろしい。が、山道は登りが優先なので、その辺もよろしくお願いしたい(年寄りのほうがマナーが悪い場合が多いが)。表尾根は昔(30年以上前)に較べて大分見晴らしがよくなったような気がする。多分、土壌流出による崩落が進み、樹木が減ったためであろう。尾根が両側から削れてしまい、道幅がとれずに危険なので、材木で補強してある所もあった。このままでは尾根のリッジ下が進み、両神山系のように山全体がボロボロで崩れ易く、勾配も急になってしまうのではないだろうか?などと考えながら、塔ノ岳を下り、源次郎沢の頭というか花立あたりまで降りてくると、なんとなく便意を感じる。なぜか私はこのあたりにくるとウンコがしたくなってしまう。過去に何度か野糞をたれたこともある。今回もそれでは一発、と思ったが、大人の分別を利かせてやめておいた。昔は「山に行ったら野糞をたれて一人前」といわれたものであるが、最近では、さすがにウンコは窒素が負荷が高いからまずいでしょ、という風潮である。個人的には、バイオマスの少ない高山ではマズイと思うが、丹沢のようなバイオマスの豊富なところでは、登山者のウンコ位では生態系に与える影響はほとんどないような気がする。むしろ、養分の増加により植生再生が早まるのではないかとさえ思えてしまう。が、こういう事を気にする人はヒステリックな人が多いので、まあ、そういった人達の真面目さに敬意を表して、ウンコは麓の大倉まで、我慢する事にした。
帰りの小田急線では、成城学園前駅構内のカフェでタバコが吸えて、ソフトバンクのWifiが使えることが判明。ソフトバンクのWifiエリアも広がっているようだし面倒だから携帯のキャリアはソフトバンクのままでもよいかな?3GSの月賦を払い終えても、6000円のキャッシュバックがあるらしいし( http://mb.softbank.jp/mb/special/are_kore_sore/upgrade/ )。
で、本日は激しく脚が痛くなり(腿の前側)、なんだか歩行がおぼつかない。以前は山に行って脚が痛くなるようなことは無かったのであるが・・。女房様がおっしゃるには「あんたは普段自転車、自転車と言っているが、実際はペダルを漕いでいるより休む時間が長いので、以前より脚力が落ちているのではないか?」とのことで、まあ、図星である。脚が痛くて自転車に乗る気も外出する気も起こらないので、山上たつひこの「中春こまわり君」を読む。ちょっと分別臭くなった、こまわり君が、いろいろな問題を解決していくという話で、割と淡々と読めてしまう。「喜劇新思想体系」のキャラクターも描かれていた。そういえば、2巻に出てきた志賀直哉の「剃刀」という小説はどこかで読んだ事があったような気がしたが、もう多分、30年以上前にテレビでこの小説をもとにミステリー仕立ての短編ドラマ化されていたものだと思い出した。主演の床屋役の滝田栄に嫌な客として坂上二郎が絡むというもので、二郎さんが嫌な客の役を巧く演じていたような気がした。そういえば、私は時と場合に応じて(というか突発的に)大げさな表現を使ってしまう事があるが、これは山上たつひこの漫画の影響であることを再認識した。
その後は、湯郷ベルvs神戸レオネッサの試合をテレビで観戦。湯郷の選手達は一生懸命頑張っていたが、地力に勝る神戸が終止攻勢で、結局、神戸の勝利。湯郷ではやはり宮間のうまさが光っていたが、前線がボールを受けられないようでは、せっかくのナイスパスも活かせない。ディフェンスも頑張っていたので、ちょっと不憫な感じもする。一人でいいからボールをキープできる選手が前線にいればいいのであるが。

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