2016年10月24日月曜日

消極的な安全対策としてベルを自転車につけてみる

自転車(カレラエラクルTS)にベルを付けました。ベルの部分が金色でなんだか似合いません。黒い奴を買うはずだったのですが、発注するときに私が間違えていたのです。本当はKnogのリング状の奴が欲しかったのですが、まだどこでも手に入らないようです。

私のような巡航速度が時速300kmを超えるような爆走チャリダーだと、ハンドルにベルを付けることで空力抵抗が大幅に増加してしまい、巡航速度が1/10以下に低下してしまいます。なのでなるべくなら付けたくはないし、ベルを鳴らす機会なんてこの先ほとんどないかと思います。ベルを鳴らすとしたら、山の中で熊さんに遭遇した時ぐらいでしょうか?
では、なぜ使いもしないベルを装着したかというと、一ヶ月ぐらい前に、他の自転車とぶつかりそうになったからです。自転車でどこかへ行った帰り道に喜多見駅前の交差点で足を着いて止まっていたところ、前方からママチャリに乗った後期高齢者チャリダーがユラリとやってきました。私はこの爺さんと目を合わせていたのですが、爺さんは私など眼中にないように直進してきます。曇ったメガネ越しに、死んだ魚というかシンゴジラの第三形態というか、とにかくそんな感じの感情の無い眼差しで私の方を見据えながら、どんどん近づいてきます。私はちょっとビビりながら斜め方向に進んで爺さんを避けました。爺さんはそのままユラリユラリと通過していきました。かなり以前にも足を着いて止まっている時に、爺さんの運転する軽自動車に突っ込まれそうになって回避した事があります。この時も運転している爺さんとはアイコンタクトしていました。「じこまん」によれば、運転者とアイコンタクすれば事故には合わないという事ですが、相手がシンゴジラではアイコンタクトも通じないみたいです。うーん、彼らは私に親近感のようなものを持ったが、その感情をどのように表現すれば良いのかわからず、かのような行動をとったのでしょうか?それとも、私は後期高齢者からは見えなくなってしまう体質なのでしょうか?
このようなシチュエーションで不幸にして事故に発展した場合、自分に瑕疵が無いと証明する事はなかなか難しいと思います。そして東京都の条例では自転車にベルを付けることが義務付けられているので、事故に遭遇した場合、自分が悪くなくても自転車にベルがないことで整備不良になってしまいます。
まあ、以上のような経緯から私は300km巡行を諦めてベルを付けた訳です。うーん。早くknogのベルが手に入るようにならないかなあ。

とりあえず、付けみましたという感じのベル。
金色の部分をマジックで黒く塗りたくなってきました。

何となく面白そうだったので、ついでに購入してしまったファンシーなベルたち。
右側の茶瓶の奴がお気に入りですが、取り付け部が小さくてハンドルにつける事ができませんでした。
うう、また無駄な買い物をしてしまった。


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