2013年3月2日土曜日

国立博物館にてフィギアをゲット。今年は雷神がくるか?

本日は、先週買えなかった国立博物館の風神・雷神像を買いに、昼過ぎに上野まで出掛けた。私は通算で35年位東京都に住んでいるが(途中15年位千葉に住んだ)、上野の国立博物館の中に入るのは初めて。なにしろ私にとって上野というのはアメ横と焼き肉とキャバクラの街なので、そんなところに国立の博物館があるというのは不思議な感じがする。
博物館では円空と何か有名な書の展示をしており、そちら方面はえらく混んでいたが、その他の部分はそれほどの混雑ではない。円空にも書にも興味がないので、とりあえず常設展示を観てからミュージアムショップに行くことにした。
展示されているのは工芸品とか出土品とか掛け軸とか甲冑とか色々。私が一番気に入ったのは、セキレイの絵が描いてあるグレーの美濃焼の皿。江戸時代のものらしい。
「鼠志野鶺鴒文鉢」 美濃 安土桃山〜江戸 との事


猿の埴輪も猿らしくていい。
猿の埴輪


中国の犬の陶器もかわいい。

「緑釉犬」 中国 後漢時代2〜3世紀との事
ほかにも鋼鉄製の鶉とか牛みたいな顔の鯉とか、おもしろいものが展示されていた。日本は根付けとか、かんざしとか、印籠とかフィギアやミニチュア細工に通じるものが昔からあったが、中国にもミニチュアの仏像があったり、カンボジアにはミニチュアの陶器人形があったりして、ミニチュアは世界的に昔から愛好されてきた事が解った。が、ストロボを焚かなければ写真を撮っていいことに気が付いたのがかなり後のほうだったため、写真に残せなかった。iPhoneやスマホで展示物を撮影している人は多いが、iPad miniで撮影している人はいなかった。なんだかいろいろ見逃した感が強いので、会社をサボって平日にでも来てみたい感じがした。
その後、地下にあるミュージアムショップへ。結構、品数がある。なぜか歌川国芳の金魚と猫のものと、風神・雷神のものが多い。今年は風神・雷神が流行するかな?で、お目当ての海洋堂製風神・雷神像は入り口のすぐそばに飾られており、いやがおうでも目につくようになっていた。風神/雷神ともに3990円也。ちょっと高いような気もするが、我が家の守り神に認定してしまったので、両方とも買わない訳にはいかない。その他女房様のリクエストであった「にゃん海道53疋」の手ぬぐいは無かったので、替わりに国芳の金魚柄の手ぬぐいや猫の絵のファイルなど細々したものを買った。なんだかんだで1万円をちょっとオーバーしてしまった。ああいう所で1万円以上の買い物をする人はあまりいないみたいであった。
家に帰ってから、風神・雷神像を開けてみると、さすがは原型師が竹谷先生という感じで、ちゃんと尾形光琳の風神雷神がフィギア化されていた。大きさがもうすこし大きくてもよかったかもしれない。とりあえず、リボルテック大魔神の横で、我が家の安泰お守りいただく予定。なんでも、尾形光琳の風神・雷神図は俵屋宗達の風神・雷神図を尾形光琳が模写したものとの事。

国立博物館でゲットした風神・雷神像。ポリストーン製

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