2011年2月9日水曜日

国産黒毛和牛のお母さんはホルスタイン?

 焼き肉好きの方はご存知かもしれないが、私は今日初めて知った、国産黒毛和牛は100%人工授精で生産されているという事を。しかも、受精卵をホルスタインの雌の子宮に入れて(所謂、代理母)、ホルスタインに生ませるらしい。受精卵のほうは、雌の黒毛和牛をホルモン処理して多数の卵子を排卵させ、人工的に受精させたものなので、同じ形質の牛が安価に多数生産できてしまう。
 
 ということは、私がたまにスーパーで安くなっているのを喜んで購入している国産黒毛和牛は、ホルスタインから生まれた奴だったのだ。なぜ、ホルスタインに生ませるかというと、さすがのホルスタインも年中、乳を搾り取られていると乳の出が悪くなるので、たまに妊娠させ、乳の出を良くするためらしい。「パイオツは使っているけど子宮のほうが空いていてはもったいないから使っちまえ」という事で、なんとまあ、ホルスタインというのは、人間の役に立つためだけに生きているような存在である。 
 それより哀れなのはホルスタインの雄で、肉は食えないし、乳も出ないので、種牛以外は畜産業者にとっては、なんの役にも立たない存在らしい。まあ、種牛のように優秀な雄に対して数多くの雌がいれば、種族は繁栄して行く訳で、一夫多妻という制度はそういう点では自然の摂理にかなった方法なのかもしれない。 
 日本は一夫多妻が一般的でなくてよかったことを感謝して、今日の昼飯も立ち食いです。 

「天・天そば(紅ショウガ天、なす天)」 
場所:「一心太助」 八重洲周辺/東京 
概要:昨日の「よもだそば」の隣にある立ち食いそば屋。「天・天そば」とは2種類の天ぷらを選んでトッピングできるというものだそうで、私は紅ショウガとなすを選んだ。天ぷらは2種類もいらなかったのであるが、自動券売機でまごついていたら、後ろの親父にプレッシャーをかけられ、思わず一番上のボタンを押してしまったのである。100円も高くなってしまったではないか。そばは、固めで少し粉っぽい。そば好きの人達のいうところの「エッジが立っている」という事か(違うような気がする)?個人的は「よもだそば」より好きかもしれない。汁はよもだそばより甘めで後味が甘ったるい。汁はよもだそばのほうが好きかもしれない。天ぷらは結構冷えており、駅構内の天ぷらと同じようなものである。よもだそばと一心太助の常連のオヤジによると「そばは一心、カレーはよもだ。」とのことであった。明日はよもだでカレーかな? 

支払い金額:490円 評価額:480円(天ぷらは冷えていたので。)

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